皆さん、こんにちはこんばんは。
ACT TRADERS運営のナカザワです。
本日も読むだけでちょっと賢くなれるような記事をお届けしていきます!
今回のテーマは、コロナウイルスの影響下でのユーロの動きです!
普段、日本円ばかり使っている私たちには、あまりなじみのない通貨かもしれません。
まあ、存在自体は知っていないとまずいですが。。(笑)
このユーロは、現在世界経済の中で存在感を増してきています。
ユーロは、プレゼンスに浮き沈みがあることで有名ですが、国際通貨体制における、第二の国際通貨として地位を保ってきました。
もちろん、基軸通貨として存在する、ドルとの差は大きいですが、ユーロと円を比較すると、経済規模の差、ユーロと人民元では資本取引の自由度の違いからくる国際通貨の役割の差が存在します。
2018年以降、EUは、ユーロの国際化により積極的な姿勢をとるようになっています。
国際通貨としての役割を高めることによって、金融政策面では、自律性の向上や国際的な波及による好影響、為替の急変動による国内物価への影響の低下などの利益があるためです。
なぜ、今このテーマを取り上げたかというと、このコロナ危機という現在の状況にあります。
結論として、コロナ危機は、ユーロ国際化推進の方針を後押しすることになるだろうと言われています。
7月に合意した復興基金は、ユーロの欠点の1つである安全資産の不足を改善する効果もあり、ユーロの信認にとってプラスとなります。
このような動きも直近見られていますが、長期的にみると、ユーロの国際的地位は低下しているというトレンドでした。
これを反転させるには、、経済通貨同盟(EMU)の完成に向けた取り組みを加速させ、許容できる範囲に格差を抑えながら「グリーン・リカバリー」を実現することが必要となります。
この、コロナショックにより生まれてきた、危機意識がユーロをより強い通貨に帰るのか、今後の展開を注目してみると面白いと思いますよ!
安倍さんの辞任等もあり、国内もまだまだ大きく変動していますが、海外どうなっているのか、というところに注視してみるとよいかと思います!
それでは今日はこんなところで!