近年のコンビニ業界の変化とは?

みなさん、こんにちはこんばんは!

ACT TRADERS運営です。


本日も、記事を読むだけでちょっとだけ経済・金融の現状を知ることができるブログをお届けしていきます!


本日のテーマは、「コンビニ」です。


みなさん、コンビニにはどれくらいで行きますか?


毎日コンビニで何かしらを買っている、というような、コンビニヘビーユーザーの人もいるのではないでしょうか?


そんな、多くの日本人にとって欠かせない存在である「コンビニ」。


1973年にセブンイレブン・ジャパンがスタートして以来、コンビニは生活の隅々まで浸透してきました。ところが今、コンビニ業界に大きな変化が訪れています。


この変化のうち、一部は私たちが実感しているものが多いかもしれません。



まず、一つ目の変化は、コンビニ店舗数の飽和です。


初めてコンビニという小売形態が始まってから、コンビニは店舗数を伸ばし続けてきました。


ですが、この店舗数という観点で見ると、明らかに飽和状態になってしまっているのです。


大手コンビニ3社を合計すると、なんと6万店舗近くにもなります。全国の郵便局は2.4万カ所、交番は6,260カ所なので、遥かに数が多いことがわかります。


今後、日本は人口が減少していくことを考えると、店舗数を増やして、売り上げを伸ばすというよりも、1店舗あたりの売り上げをあげていく方にシフトしないといけないです。


量から質へ!のフェイズになっているということですね!



次の二つ目の変化は、キャッシュレス化ですね。


一つ目の変化のところにあったように、市場の天井が見えてしまっているので、そこから経営効率化というのを図っていきたいわけです。


面白いデータなのですが、セブンイレブンによると、キャッシュレス利用の方が客単価が上がるということがデータの中での傾向として見られています。


これは、コンビニ各社の思惑とフィットしていますよね!



三つ目の変化は、多方面でのコスト削減です!


上記二つは、事実ベースですが、このコスト削減に関しては、これから加速していきそうです。


ファミリーマートなどでは、無人レジなどを導入していますね。



最後、4つ目の変化が、マーケティングチャネルの変化です。

今まで、基本的にコンビニは、テレビCMを主なチャネルとしていました。


しかしながら、アプリ販促へと移行しているのです!


アプリクーポンを活用していくことで、コスト削減しつつ、効率的な販促を行えているとのことです。



このように、スマートフォンが浸透していったり、人口減少が顕著になっていったりと、様々な外的環境の変化が、他の市場と同様、コンビニ市場にも影響を与えていますね。


今回は、コンビニを取り上げましたが、みなさんが就職先に考えているところ、好きな企業、投資先。などなど。


身近な企業単体だけでなく、それを取り巻く外部環境に目を向けてみるとより良いのではないでしょうか?


本日は、こんなところで!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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