モビリティ産業におけるDX

みなさん、こんにちはこんばんは。

本日も読むだけでちょっと勉強になる、学びになるような内容をお届けします!


本日のテーマは、自動車・モビリティ産業におけるDXです!


DXという言葉は聞いたことがありますか?


DXとは、デジタルトランスフォーメーションのことで、これは、デジタル技術による業務やビジネスの変革です。


経済産業省では、DXを以下のように定義しています。


企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること


です。


ちょっと硬いですかね?笑


要約すると、ITを活用してビジネスに関わるすべてをより良くし、国内外で優位を築いて事業を続けられるようにしようということです。


そんな中で、今回取り上げるのは、自動車・モビリティ産業におけるDXです。


自動車産業・モビリティ産業というのは、元々産業自体の特質として、環境に影響を与えやすく、与えられやすいです。


というのも、車は排気ガスというのを出して、環境に影響を与えやすかったり。


このような昨今の自動車産業の事業環境変化によって、これまで、先進性を図る「加点領域」から、環境への配慮といった、「減点領域」への移行がされていると言われています。


また、企業の中で、新規事業と既存事業という2領域があると思いますが、それぞれにおいて、DXにむけた動きをしていかないといけないと言われています。


それでは、それぞれの領域でDXをみていきましょう。


まず、新規事業領域におけるDXです。


完成車メーカー(トヨタとか、日産とか)では、どこにフォーカスして事業展開をしていくか、誰と組むべきなのか?どう儲けるのか?などのビジネスモデルの具体化や、データの蓄積・活用などにおいて、DXが進んでいくと言えるでしょう。

また、部品メーカでは、従来のような部品の売り切りから部品に関わるデジタルデータを活用したモノ+コト売りへの拡大など、ノウハウの外販も組み合わせて事業展開することが、DXによって実現できるのではないか?と言われています。


また、既存事業領域におけるDXを見ていきましょう。


まずあげられるのは、DXによる設計・製造の品質改革ですね。データやITを活用して、品質を効果的・効率的に作り込めれば、自ずとコスト削減やリードタイム短縮につながっていきます。


また、開発段階から早期に製造要件や良品条件設計図や工程表に落とし込み、量産ラインを確立していくことで、より効率化された事業運営ができるでしょう。


また、品質保証の自動化というのにも活用できそうです。


これまで人間の感覚に頼っていた、官能検査に、人工知能を活用して自動化する技術も進んでいるそうです。


このような形で、今まで機械化が進んでいた事業領域においてDXという新たな動きが見えています。


みなさんが、関わっていくようなところで、変革は少しずつ起こっているので、是非チェックしてみてはいかがですか?


本日はこんなところで!

ありがとうございました!

関連記事