シャオミのマーケティング

皆さんこんにちは!

 ACT TRADERS stuのエガワです。

 新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します。

早くも明けてから1週間以上が経過しましたが、もう正月ボケは抜けましたかね?気持ちを新たに2021年も頑張っていきましょう!!


 さてさて、今回は中国の企業である小米科技について掘り下げていきたいと思います。

 ちなみに小米でシャオミと読みます。シャオミと聞けば知っている方もいるのではないのでしょうか?

 シャオミは携帯電話などを中心に販売する中国の大手家電メーカーです。創業は2010年とかなり新しい企業ですが、なんと10年足らずでスマホ業界世界第4位のシェアを誇っているんです。成長スピードがすごいですよね。


 ではシャオミはどのようにして急成長を遂げたのでしょうか?

1つ目に挙げられるのは、品質の高さです。

 中国というと安さは魅力だが、品質の高さは...という人も少なくなかったと思います。しかし、創業者の雷軍氏は近年中国国内でも安さのみならず、品質の高さにこだわり始めている層が増えているということに注目していました。


 2つ目のポイントは、口コミ効果を利用したという点です。

 口コミによる認知の広がりを獲得することで、マーケティングにかかる費用を低く抑えたのです。例えば、「商品を3日でお届けする」としておきながら翌日に配送したり、返品した商品を全て無料にすることでカスタマーサービスを強化し、ユーザーからの期待を低くコントロールしながらも質を高く保持することに成功したのです。

 これは口コミによって広がるコミュニティを利用したことから、シャオミコミュニティと呼ばれました。

 

3つ目のポイントは、利益を限界まで下げることの徹底です。

 陳列の省力化やメーカーからの直接の仕入れによって、商品の価格を下げる努力を行っています。

また、商品の種類や従業員の数を最小限にとどめ、コストの削減を図っています。

 

これらのポイントには、実はすべて模倣「imitation」が共通しています。

1つ目は中国の老舗漢方薬メーカー、2つ目は米国の靴のインターネット販売を行っているザッポス、3つ目はコストコの手法を模倣していると言われています。

 

これまで中国企業を取り上げることはありませんでしたが、様々な発見がありました。皆さんも是非中国企業調べてみてはいかがでしょうか?


 最後までご覧いただきありがとうございました。

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