みなさん、こんにちはこんばんは。
ACT TRADERS運営のナカザワです。
本日も、読むと少し経済に詳しくなれる、そんな内容をお届けします!
本日のテーマは、「リスキリング」です。
みなさんは、リスキリングという言葉はご存知ですか??
初めて聞く方に向けて、簡単に説明しますと、リスキリングとは、「新しい職業に着くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得すること、あるいはさせること」を指します。
とりわけ、近年においては、デジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わる職業に就くためのスキル習得を指すことが増えています。
2020年9月にリクルートワークス研究所がまとめた提言書で、指摘されているのですが、ここ数年、日本に限らず世界規模で、リスキリングへの関心が高まっています。
その背景にあるものの一つが、企業がデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを進めていることです。
デジタル技術を使った戦略転換を実現するためには、その技術を使いながら価値を創造することができるよう、多くの従業員の能力やスキルを再開発することが欠かせないということは、僕らにも想像つきますよね。
さらに、これに加えてリスキリングへと突き進んでいる原因のもう一つは、テクノロジーの導入を通じて、自動化が進む結果、個人の仕事が失われるという、「技術的失業」が現実味を帯びていることですね。
テクノロジーの導入によって、新しい仕事も生み出されますが、その仕事に就くためには、テクノロジーを駆使して、新しい価値を生み出せるだけの知識やスキルを持っていることが必要です。
このような現象に対する恐怖感とかによって、このリスキリングというものが浸透しています。
さらにさらに、新型コロナウイルスによって、さらに海外におけるリスキリング推進が進められました。
コロナ対策として、企業が非対面型のサービスへの転換を急ぐ中、事業プロセスの見直しや、事業戦略の刷新を担う人材として、デジタル領域の知識や経験を持つ人材の需要が増えています。
しかしながら、重要なのは、このリスキリングという言葉が、日本ではそこまで浸透していないことにあります。
その理由はいくつかあります。
日本の企業のDXが遅れていることで、それを担う従業員のリスキリングも遅れていること、さらに、日本の事業会社では、IT導入はシステムインテグレーターと呼ばれる外部企業に依存することが多いことから、事業企業において、社内でデジタル人材の本格的な育成に取り組むニーズがなかったことも考えられますね。
具体的な取り組みを急ぐ諸外国と比べて、日本では国や企業としてのリスキリングは緒にについたばかりであることに間違いないです。
さらに、これから社会にでるような学生であれば、より一層この世界のトレンドを押さえておいて、アクションを起こすことが重要です。
資産の運用や金融についてのスキルセットを揃えたいあなたはぜひ、ACT TRADERSまでお越しください。
お待ちしております!
本日は、こんなところで!
以上とさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!