企画紹介⑤ ペットボトルアート ーペットボトルでつくる巨大な光の船ー

こんにちは、学生団体CANsです。
今回はペットボトルアート企画の紹介をおこないます。

「ペットボトルで人がたくさん乗れる船を作ってみようよ!」

もし、周りにこんなことを言う友達がいたらあなたはどうしますか。


「やってみよう!」と一緒にやりますか?それとも内心「いやいや、そんなの大変そうだしやめときなよ」と思ってしまいますか?


何かワクワクする!と思ったときに、それを「じゃあやってみよう!」と

行動することは、しようと思えば誰でもできるはずです。


それなのに、

“おとな”になるにつれて時間や環境、周りの見られ方を考えて、結局、

「まあ、いっか。」

と心の奥にしまって、自分には「無理だった」と思うようにすることが増えていくように感じます。


“一見難しいことに挑戦する”


このコンセプトは私達学生団体CANsが大事にしていることの一つです。


自分にはちょっと無理かも、と思うような自分で勝手に決めた限界を少しずつ壊していき、「なんだ、自分って案外できること多いじゃん」と自信を持ってほしいと思っています。


そして、あれもできるかも!これもやってみたいな!とワクワクを増やしていって欲しいなと思うのです。


前置きが長くなりましたが、そんな“一見難しそう”なことの取り組みとして私達は、


ペットボトル1万5千本を使って全長8mの人が乗れる船を作る


企画を実施しました。


1万5千本ってどれくらいの量か、8mってどんな大きさか想像つかないですよね。笑

 こんな感じです。

ちなみに、人がこんなに乗ってもびくともしません。

 

これを子どもたちが一からペットボトルを繋げて、組み立てて作ったんですよ? 


100人の子ども達が、真夏の暑い体育館の中で、4時間かけて作り上げました。

 

 

最後はライトアップさせました。


作っている間はみんな、暑いし、終わりは見えないし、でしんどかったと思います。


けど、一人一人が組み立てたペットボトルをちょっとずつ繋げていくと、だんだん大きくなって、形が見えてきて


「なんか俺ら、すげーもの作ってる!」


とワクワクしてきたはずです。


大変だったけど、頑張って良かった。


そんな感想がありました。そうなんです。

一見難しそうなことって、やっぱり大変なんです。

でもその分の「やった!」は、普段なかなか味わえない「やった!」なんです。


アンケートで「自分はやればできると思っている」という項目において、

企画前は「あてはまる」が62%だったのに対し、企画後は82%にアップしました。


20%の子が「なんだ、自分って案外できること多いじゃん」と思えるように変わったことが、何よりも私達がこの企画をした意味です。


一方で、残りの18%は、CANsがこれからもっと頑張らなければいけない部分です。


たくさんの子の「できた!」を増やして、これからもっと自分の可能性にワクワクする子を増やしていきたいと思っています。


これからもCANsの挑戦はまだまだ続きます!