長所を伸ばそう

日本の企業や日本人は、すぐ短所、出来ていないところに目が向きます。

フィードバックや評価も、できていないところにフォーカスして、どう改善すべきか、どうなってほしいかの議論が多いように感じます。それではステレオタイプ的な平均点の人間を育てているように感じます。特徴もなく、平凡な人材の育成になってしまうでしょう。日本の会社と社会の大きな課題だと感じます。

CINCの考え方は全く違います。

私は普段から、「長所をとことん伸ばしましょう」と話しています。

苦手は、良くて平均点。場合によっては、平均点より少し下くらいの気持ちで望んでいます。これまで苦手だったことを習得すること、平均点よりできることって、そんなに改善できますでしょうか?苦手なので手を付けるのも億劫ですし、これまでの人生で苦手だったのに、そんなに簡単に克服できるでしょうか?

苦手なことは周りにフォローしてもらいましょう。助けてもらいましょう。そして、助けてもらったら、感謝しましょう。そして、あなたの長所を伸ばして武器にして、周りを助けて上げましょう。助け合いで成長し合いましょう。それがチームで組織をつくるということです。

苦手を伸ばす時間より、長所を思いっきり伸ばすほうが楽しいですし、伸ばしやすいですよね。好きなことであれば、没頭できますし、がんばれます。長所が伸びれば、それは武器になります。誰からも頼れる、最高のパートナーになります。それぞれの領域で、プロフェッショナルな長所がある個人が仲間となりチームとなり、会社の全体になれば、それは、最高のチームになると思いませんか?

もちろん、苦手領域が、会社や個人にとても迷惑がかかる状態は、さすがに目を向けなければいけません。また、コンプライアンスや最低限の事務処理能力は求められるでしょう。そこはしっかり中期的に改善を行いながらも、長所を伸ばせる環境と意思と意識が必要だと思っています。

CINCは、そんな会社でありたいと思っています。

さぁ、今日も長所をたくさん伸ばしていこう。

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