CINCアナリティクス事業本部でマネージャーをしています、Kazuki.Iです。
この記事では、採用面接に来られた方や、説明会・インターンに参加された方、入社後のメンバーからよく聞かれる、私がCINCに入社した理由について書きます。
まずは、入社理由の背景となる価値観を作った私の経歴について共有する事で、バックグラウンドについて理解できる状態とし、その後、私がCINCに入社した直接的な理由をまとめる事で、入社理由をお伝えしたいと思います。
■経歴
- 心理学系学部
- 心理学系大学院修士
- 転職者向け人材コンサルティング企業でコンサルタント
- CINC(旧Core) マーケティングアナリスト
- CINC マネージャー
研究者としての学術的背景から価値観を形成
心理学系の学部・大学院修士を修了し、転職者向けの人材コンサルティング企業に就職しています。
修了後は、関西にある大学院博士課程へのお誘いもありましたが、学問は趣味と割り切り、科学を使って自身の哲学を貫き企業で多くの人に役立つ人生を生きようと考え、就職を選んでいます。
しかし、趣味の位置づけで研究活動は続けており、修了直後から無給の形で、大学付属研究機関の客員研究員にもなっています。
学生時代から現在に至るまで一貫して臨床心理学、健康医療心理学、カウンセリングを学び、実存哲学・現象学・科学論に傾倒し、理論研究・方法論研究をしてきました。
典型的な心理学や人文科学・社会科学とはまた違ったスタイルでもあり、人間について間学問的かつ科学的に、研究する事から、私は自分を人間科学者であると考えています。
研究活動の過程で、哲学的論考や質的研究から統計解析による量的研究まで対応でき、実践家の顔も持つという、マルチプレイヤーとしてのユニークネスが得られました。
こういった背景から、人がよりよく生きるためにはどうしたらよいかに興味が強く、他者貢献・社会貢献への使命感を持ち、科学や理論・方法論に厳密な人間になったと思います。
人生的価値の実現を求めCINCにジョイン
修了後、転職者向けコンサルタントに従事する中、もっと自身の知識や経験を活用・拡充可能であり、より信頼できる企業で使命感をもって仕事に傾倒できる場を望むようになり転職を決めています。
英語では、「commit」、「engrossed in」、「obsessed with」、「be enthusiasm」等の言い方があるでしょうが、最も近いのは「devote oneself to」でしょう。
その状態になり得る企業を探していました。
それにマッチする企業を探す中でCINCに出会い、上記の考えに合致する企業であると感じた事から、2016年にジョインしました。
すなわち、科学的知識・経験を拡充しながら活用し、信頼する企業で信頼する重要な他者のために資するという、私の人生的価値を実現する事が可能であると考えた事が入社の理由です。
そう考えた理由は、下記3点をCINC(旧Core)に感じた事にあります。
- 【仕事軸】 科学的知識経験を活用・拡張できる
- 【働き方軸】 組織・経営に於ける魅力
- 【働く人】軸 トップ・リーダー陣の人的魅力
それぞれ説明していきます。
科学的知識経験を活用・拡張できる
実施する仕事軸の理由ですね。
改めて、私は心理学をメジャーとする科学研究者をしており、大学付属研究機関の客員研究員でもあります。
研究活動は私の生きがいでもあり、人生の内の時間の多くを占める仕事においても、生きがいとつながる事を実施すべきと感じてました。
その基幹にあるものが、「科学」、「分析」でした。
これより、生きがいの基軸となる「科学」、「分析」を活用可能で、かつ、自身の持つこれらをより拡張できる事を仕事にするべきだと考え、仕事を選ぶ事としました。
転職活動中に出会ったCINCでは、データ分析、テクノロジーを強みにコンサルティングをしており、次の点から上記基準に合致する企業でした。
- データ分析・テクノロジーが強みであり、それらを仕事の中心とする事から、「科学」「分析」は活用可能である。
- コンサルティング企業である事から、多様なケース、多様なビジネスに対して仕事が可能であり、「科学」「分析」の拡張性が高い。
事業会社やデータ解析企業も候補としてはありましたが、ケースやビジネスの多様性と、深く関与可能であるという2点で、これらの企業よりもコンサルティング企業の合致度が高いと考えました。
このように、生きがいとのつながりの強さやから、CINCでの仕事に魅力を感じた事が理由の1つです。
組織・経営に於ける魅力
働き方軸の理由です。
CINCの組織や経営の考え方は、その時の私の望む仕事の仕方に合致するものと感じました。
当時もそうでしたし、現在は、それがより精緻なものとなり、より望ましいと思える状態となっていると感じています。
私が望む仕事の仕方としては下記のようなものでした。
- メンバーの価値や考えや使命を尊重し、尊重される
- 組織とメンバーを信頼し、信頼される
- 合理的なプロセス・判断・行動
- 論理と感情/感覚をバランスを大切にする
- 主体的、スピーディーに、使命感をもって
面接で、取締役の山地(当時は、コンサルサービスを提供する組織のリーダーでした)、副社長の平、代表の石松と話をし、CINCの組織・経営の考え方について知りました。
面接というより面談・対話といった形でしたが、彼らには私の価値観を尊重され、それをCINCで実現するとしたらこうなる、という話をしました。
その対話の中で、CINCでは、社員が明確な目的・意思をもって仕事をしている事や、スタートアップとしてのスピード、論理的な意思決定プロセス・合理的な考え方をしている事を知りました。
更に、話しぶりから情熱・人情的なものを感じ取る事もできました。
この面接で得られた知識や体験から、私が望む働き方が可能な企業であると感じ、この企業にジョインしたいと考えるようになりました。
当時感じたこれらについては、現在でも同様にあるものであり、更に企業としてあるべき姿として、精緻なものとなっていると考えています。
トップ・リーダー陣の人間的魅力
最後に、働く人軸の理由です。
面接で対話した石松、平、山地が信頼に値する人間になり得ると感じた事は大きな理由です。
私の人生的価値が、信頼する重要な他者の人生的意味の実現にある事から、企業に対して個人的に信頼に値するものである事は、私にとって非常に重要な点でした。
企業に対する信頼については、企業調査の結果の他、自身が対面したそこで働く人間に対するものとも考えます。
前項のような話をし、直観的に、彼らの持つ人間的魅力の一端を感じ取り、信頼に値する人間になり得ると感じました。
最終的には、これが入社を後押ししたものと思います。
4年後の現在
以上が私がCINCに入社した理由です。
CINCでは、科学的知識・経験を拡充しながら活用し、信頼する企業で信頼する重要な他者のために資するという、私の人生的価値を実現する事が可能であると考え入社しています。
それは次の3点をCINCに感じたためです。
- 科学的知識経験を活用・拡張できる
- 組織・経営に於ける魅力
- トップ・リーダー陣の人的魅力
4年弱経過した現在は、このプロセス上にあると思っており、私の紹介にあるビジョン・マインドの元、マネージャーとして、組織・事業の向上に従事しています。
やっている事は、下記の通り。
- プロジェクトマネジメント
- リサーチデザイン
- コンサルティング案件における提案策定・施策立案
- コンサルタントとしてのフロント業務
- KPIマネジメント
- 部門の戦略策定・組織マネジメント
- メンバー育成
- ナレッジマネジメント
今後は、プロフェッショナルやスペシャリストたちの価値を高める活動を続け、更によい組織・事業を作っていきます。
このようなCINCで、事業・組織を成長させていきたいという方とは、是非一緒に働きたいと思っています。
そんな方はCINCの門を叩いてみてください。