新型コロナに"壊された"大学生の悩み。 Part1(整理&決断編)

 非常にお久しぶりです、Epoch副代表の柿本です。

 2020年4月16日、新型コロナウイルスの流行によって、緊急事態宣言が発令され、本来であれば4月頭から始まるはずだった大学もオンラインによる授業のみとなり、想像していた本来の生活とはかけ離れたものとなってしまいました。

 当然、自身が直面する初めての状況であって、困惑したとしか今でも言いようがありません。

 しかし、困惑しながらも、自分の生活の中で様々な判断を下し、約半年間生活してきました。その時々の思考を、新しい生活様式に慣れつつある今、冷静に振り返り、自分の糧にするために、言語化して記事にさせていただきます。長くなるので、いくつかの記事に分けます。


新型コロナによる環境の変化

 まず、思考を整理するにあたって、自分の環境の変化をまとめます。

  • 大学の完全オンライン化
  • 複数人の集まりや県境を跨ぐ移動の抑制
  • バンド活動の実質的休止

 上二つの変化は、大学生であれば誰もが経験したことだと思いますが、どうにかしてプラスに捉えるとするならば、

『一人で何かをするための時間が大幅に増えた』

と言うのが一番かと思います。
しかし、当然様々な面でマイナスがあり、個人的に最もマイナスだと感じたのは、

『新しい人に出会うことが難しくなった』

と言うことです。コロナ禍になる前から属していたコミュニティから繋がりを増やすと言うことはできるかもしれませんが、対面の時よりも簡単に言えば"ツテをたどる"ことができなくなったように感じます。多くの人が大変な状況だとわかりきっていたので、誰かを紹介してほしいと頼むことが申し訳なかったと言うのが大きいかもしれません。兎にも角にも、新しい人に出会う機会は本当に失われたと思います。

 そして、僕特有の変化だったのが、バンド活動の実質的休止です。基本的に毎週のようにスタジオに入り、毎月のようにライブハウスでライブをしていたのが、全てなくなりました。大学に入学して以来、お金も時間も情熱も注いできたものが、いきなり身動きが取れなくなりました。もちろん、スタジオに入ることや、ライブ以外にも活動することはあるのですが、僕のバンドでは一旦活動を止めると言う選択をしました。

 その結果、先ほども書いた通り、一人で義務感なく過ごす時間が非常に増えました。
(とは言え、意外と大学の課題が多く、教科書に向き合う時間が多かったのも事実です。)


じゃあ、何を始めよう?

 もし、コロナ禍前に多くのコミュニティに属して、そこでの精力的な活動がオンラインでも続いたり、コロナ禍だからこそ新しいことを始めようということになれば、そういったことに打ち込む期間になったと思います。

 しかし、僕の場合、打ち込むことがなくなったため、新しいことを探すことにしました。

 新しい本を読んだり、学問について学ぶことも考えましたが、大学の授業も3回生になり、専門性が高くなってきたので、さらに勉強するのは正直キツいなぁ…と思ったので、学問は除外。

 しかし、コロナ禍が長期化することは目に見えていたので、ある程度継続できて、尚且つ自分のためになることがいいなと考えました。そして、バンド活動のように、ストレス解消にもなって、なおかつ一人で自宅で完結できるものという条件のもと、できることを考えました。





筋トレです。



筋トレをする!と決めた判断はどうだった?

 結論から言って、筋トレに目覚めたのは非常に良かったと思います。

 単純に健康的にもなりましたし、同時に食事や睡眠にも気を使うようになりました。そして、筋トレをする時間を確保するために自分の勉強やバイトのスケジュールの管理をより徹底するようになりました。

 元々、そこまで運動が好きというわけでもなく、体型もいわゆるヒョロガリでした。今はゴツくなっているというわけでもありませんが、主観的には、かなりマシになったと思います。


 外見的な話は置いておいて、内側で考えていることについて書いていきたいのですが、すでに結構な長さになってしまっているので、Part2に続くという形にさせていただきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
もし興味がありましたら、Part2以降も是非覗いてみてくださいね!

学生団体Epoch 副代表 柿本 遼