ボリビア日記⑤

hola!!

最初にボリビアの13歳以上の子どもたちに自己紹介をした際にウケるスペイン語を紹介します。

Tengo una linda novia   私には可愛い彼女がいます。

この一言を自己紹介で話すだけで13歳以上の子どもたちは喜びます。日本と同様にボリビアでもそういうお年頃ということですね笑笑 いつかスペイン語圏に行く際は使ってみてください。


さて本題に入っていきましょう。活動も半分を折り返し後半戦に入っています。その中で少年野球や女子ソフトボールチームを指導してきました。そこで私は「自分が野球の本質を知っていなかった」ということを感じました。

少年野球や女子ソフトボールチームを指導する際によく0、1アウトの時にフライが上がっているのにランナーが飛び出してダブルプレーになることやフォースプレー、タッチプレーの区別がつかないことがありました。このようなミスが起きると全員で集まってルールや動きの確認を行いました。その際最後に質問はないかと聞くと

「なぜフライの時にランナーは走ってはいけなくてベースに必ず戻らないといけないのか」

「なぜフォースプレーとタッチプレーの区別が必要なのか」

などの質問がありました。そのような質問をされた時に私はすぐに答えることができませんでした。なぜなら私は少年野球の時に0、1アウトの時フライが上がったら走ってはいけない、ランナーが詰まっているいる時はフォースプレー、ランナーが詰まっていない時はタッチプレーであると教えられていてそのことを暗記していたためなぜそのようなルールになっているか深めて考えたことがなかったからです。

長期隊員の人がもしフライを打っていくらでも走っていいルールだとみんながフライを打つことを狙ってランナーも自由に進塁できるとゲームにならないという説明をすると現地の人は納得している様子でした。

この時に暗記したことや覚えたことだけで本質を知らない場合深堀をされたら答えられなくなることを学びました。これは野球だけではなく、すべてのことに共通することだと思います。4月からメーカーの営業マンとして働いていきますが、製品の機能性などのうわべだけの情報で営業を行うと難しいと思います。その製品の素材、仕組み、費用対効果などのより本質に近いものを知っていなければ仕事にならないと思います。

まさかボリビアでこのようなことを気づかされるとは思いませんでした。ただいいきっかけを与えてくれたボリビアに感謝し、日頃からものごとの本質を考えることを意識しながら生活を送っていきたいなと思います。