ボリビア日記⑦

hola!!

最後までお腹の痛みに苦しめられた大場です!!

まずはスペイン語講座第3弾を行います。


Bonita    可愛い(女子)


私が学校や女子ソフトボールチームの女の子たちに度々使ってきた単語です!!


日本でこのような言葉を女子高生などに使うとキモいと思われたり、引かれたりすると思います。


しかしボリビアの女の子たちは、まんざらでもないような笑顔でGraciasと返してくれます。その子たちのインスタを見ると自分の自撮り写真が多い余程自分に自信があるのかなと感じました(笑)このような所からも日本との違いを感じられます!!

皆もボリビア🇧🇴に行く際は積極的にBonitaを女の子に使っていきましょう(笑)


容姿のことは別として「自分に自信を持つこと」はこの1ヶ月の中でボリビアの人たちに教えられた気がします!!



では本文に入っていきます。


今回はボリビアの活動の総括をさせていただきます。

今回のボリビアで学んだことは大きく分けて3つあります。


1つ目は今の環境に感謝することです。


日本に帰国して1日にしか経っていませんが、3日前までは本当にボリビアで生活をしていたのか忘れるくらい日本は素晴らしい環境であると感じました。


道路は舗装されている、シャワーは綺麗な水が出てすぐに暖かくなる、食事にハエがたかることがない、トイレにウォシュレットがついている、車は滅多にクラクションはならない、etc…


これ以外にも日本が素晴らしい環境にあることを沢山感じました。

日本では当たり前のことですが、地球の裏側では当たり前ではないことを肌で感じてきました。

このことは実際に行かないと感じないことだと思います。


このようなことを感じてボリビアに行く前の日本の生活を振り返ってみるとこの環境に感謝して生活出来ていなかったと思います。


例えば野球に関して狭くてグラウンドが少しボコボコしてる環境の中で環境のせいにして練習メニューを自分の中で限定していました。

しかしボリビアの学校グラウンドはフットサルコート1面しかなくてしかもコンクリートという環境でした。その中で野球の練習メニュー考えていく中で色々なメニューを開発していく事ができました。


学校生活にしても幼稚園から大学まで勉強をさせてもらえる環境にいたにも関わらず幼少期は宿題をやらなかったり、大学では気分が乗らないという理由でサボってしまったことは数多くありました。

しかしボリビアでは小学校にも行けない子どもたちも沢山いてお金ある子どもたちが学校に行っている時間にお金のない子どもたちは道やレストランの中で物乞いをしていました。


この現実を見て自分がやってきた事がとても恥ずかしくなってきました。不自由なく生活出来る中で自分に甘えて成し遂げらないことばかりでした。


このことを感じて環境が整っているからこそ感謝して生活をしなければならない。また環境が整っているからこそ自分の甘さや要因で妥協しては行けない。

さらに環境が整っているからこそ整っていない発展途上国への支援などの国際協力をしていかなければならないと感じました。




2つ目は素直な心を持つということです。


ボリビアの人たちに野球の指導している時に感じたことは「素直な心」を持っている人が多いという事でした。


野球の指導をする際によく用いたのは声を出しながらリズムをつけて練習をさせるという事でした。


ボリビアの人たちはゴロ捕球の形やステップ形がバラバラでスムーズな動きをできる人が少ない状況でした。そのため声を出してリズムをつける事で体に染み込ませることを行いました。

日本では恥ずかしいや面倒臭いなどでやらない人がいる中ボリビアの人たちは素直に聞き入れて実践してくれました。

結果最初はとてもゆっくり数字を言いながら体を動かしていました。そして数をこなすうちに体に染みついてきてスムーズに動けるようになりました。


この成長度の速さを見て素直であることの大切さを学びました。

私は人から指摘を受けた時にすぐに受け入れられず、言い返すことや聞き流すことがありました。


しかし現地の人たちの素直な心を見て実践していこうと思いました。

その心を持って活動後のミーティングに臨むと同級生のアドバイスだけではなく、後輩が発言したことに対しても「勉強になった」や「次の活動で実践してみよう」と考えるようになりました。


後輩からも学ぶアンテナを張ることが出来たのが自分にとって今回の活動を通して成長したことの1つだと思いました。


素直な心を教えてくれたボリビアの人たちありがとう!!



3つ目は自分のやりがいについてです。


私は4月から新社会人として社会に出ていきます。

昨年の今ごろは就職活動真っ最中でした。その時に考えていたことは「誰もが知っている大手企業に入ってみんなから凄い」と思われたいと思っていました。

しかし結果は最終面接などで落ちて自分が思っているような企業に入ることは出来ませんでした。


自分の中では不本意な就職活動に終わってやりきれない気持ちでいました。


そのような気持ちの中で今回の活動に入っていきました。

活動後に集まってミーティングを行いました。そのミーティングでは自分の意見を積極的に言っていきました。その中で今回の活動の中で1つのターニングポイントがありました。

それは学校での活動で「子どもたちを楽しませるためのメニューを中心にするのか、野球要素を取り入れたメニューをするのか」という意見が分かれた時でした。


私は野球の普及活動として学校訪問しているのだから楽しむ要素よりも野球要素を大きくした方がいいという意見を出しました。


しかし他の隊員はいま上手くいっている状況を崩してまで野球要素を取り入れることに難色を示す人もいました。


それでも私は野球要素を取り入れることが野球普及に繋がることを話して次の日のメニューで試してもらうことができました。


その結果として野球要素がありながらも子どもたちはしっかりと喜んでくれました。その後野球要素に競争などの楽しむ要素が入って充実した学校訪問の活動が出来ました。


この出来事で自分がやりがいに感じることは「自分がやりたいことを出来てそれをみんなでさらに良くして周りを幸せにしていく」ことがやりがいに感じるということを知りました。


このことは大手企業では難しいという話を就職支援の人たちから沢山聞いてきました。その話を聞いても自分の中で納得は出来ていませんでした。


しかし自分のやりがいを気づいてまずは私が就職する企業で自分のやりがいを感じられるような仕事をして行こうと思えるようになりました。そしてしっかりと力をつけてから自分が憧れていた企業に挑戦していきたいと思います。


2回目の派遣のくせに今ごろ気づいたのかよと思われる人もいたかもしれまん。しかしこのようなことを気づけたのは私の人生においてとても大きなことだと思います。

このような貴重な経験をさせていただいたJICA,福岡大学、私の挑戦に背中を押してくれた家族、彼女、学校の先生ありがとうございました!!



とても長い文章になりますが最後までご愛読してくれた方々ありがとうございました!!