「Give and Take」

まず初めに今から書くことが批判していると思われる可能性があるので先に言っておきます。批判する気は全くないということをお伝えしておきます!!

では内容に入ります。1月12日に「Pando Sportsスポンサーシッププログラム」のプレゼン大会が行われました。私たちの団体も参加し、協賛していただいたお金でボリビアの子どもたちに野球道具の提供やグラウンドへのバス手配などの使用用途についいてプレゼンを行いました。自分で言うのはおかしいかもしれませんがなかなか自信のあるパワーポイントを作り、伝えたいことはしっかりと伝えられたと思っていました。

その結果がこちらです。

点数は最下位で、協賛金も0円という結果を叩き出しました。全体を見ると完敗です。しかしアイデアを部門を見ると他の団体とあまり差がありません。ではどこで差がついたのか見てみると活用方法、リターン方の部門でした。

この結果から私が感じたことは

会社はWinWinの関係でなければ取引を行わないということでした。

普通に考えればそうですよね。タダで10万円あげるということになる会社にとってはただの損失にしかならないですよね。普通に考えればわかることを私はプレゼンを終わるまで気づくことが出来ませんでした。私のプレゼンの内容は自分たちがしたいことつまり「take」ばかりで会社に与える「give」のことが全くないプレゼンでした。プレゼン後の質問タイムでその部分を沢山突かれました。「支援したことをどのように知ってもらうのか」、「支援したことでウチの見返りは何?」、「一回きりの支援だと意味がない」などの意見を頂きました。その時は苦し紛れに返答するのが精一杯でした。プレゼン後に「Give and Take」のことに気づき色々と考えると宣伝方法1つとして帰国後の学内報告会で協賛していただいた企業名や今回のプロジェクトを盛り込むことで他の部活動やサークルに広めることができるなど福岡大学の2万人の学生数を活かすことや1回きりの支援にならないように道具を買うのではなく、日本の野球から道具を集めるための資金に充て継続して支援できる仕組みなどの案を思いついた。少し考えるだけで色々な案を考えることが出来た。これをプレゼン前に気づくことができた結果も変わっていたかもしれない。しかし終わったことは取り返すことはできない。団体としては残念な結果になってしまったが、個人としては大きな収穫のあるプレゼン大会となった。

社会人になる前に気づくことができたこと

会社はWinWinの関係を求み、必ず「take」に見合った「give」を求めている。学生時代のように自分だけのやりたいことだけを考えるのではなく、相手のこと利益も考えること。

最後に読み返してみると批判くさいところもあるなと思いますが、最初に述べたように批判ではなく、プレゼン大会を通して自分がまだまだ子どもの考えを持っていることに気づくことができた貴重な体験でした。

武吉 亮
2020.01.23

先日はプレゼン大会に参加して頂きありがとうござました。
また、「Give and Take」の気付きを記事にしてくれてありがとうございます。
何が足りなかったのか?どうすれば良かったのか?を結果を踏まえ熟考してくれたんだとめちゃくちゃ伝わりました!
Give and Takeと少し似ているのですが、私も仕事をする中で決めていることというか勝手に思っていることがあります。誰か(仕事の場合は上司や後輩や会社)の為にどれだけのことを本気でやったかで自分の評価や価値が決まっている。のではないかと。もちろん評価されない時や空回りしている時もあります笑
友人関係でも友人が困っていたら助けないとってなる時があると思います。だから私は困ったら助けてもらえるように誰かの為に本気でやるということは心掛けています。まぁ友人関係をGive and Takeと言ってしまうと語弊があるのですが。笑

私が大場くんの記事で勝手に語ってしまい申し訳ないです。
ただ、この気付きは社会人になって役たつものになると思います!
これからもGive and Takeのこと忘れず邁進して頑張ってください。

大場 遼真
2020.01.23

コメントありがとうございます。
自分のことだけを考えるとこのような結果になってしまうことを学ぶことができました。何事も自分だけのことを考えて行動よりも相手のことを考えて行動するほうが成功に近いのではと考えるきっかけになりました。プレゼン大会を通して自分を見つめなおすことができたのは大きな収穫です。

粟本 邦幸
2020.01.23

腹落ちできることは、いいことです。
最初から何もかもわかっている人などいません。
これからです。大場さんの益々の活躍を期待してます。

大場 遼真
2020.01.23

コメントありがとうございます。
協賛金を得て活動の幅を広げたいという安易な気持ちで参加したプレゼン大会で自分の甘い部分、社会人や企業の厳しさを学ぶことができました。
この経験を活かして視野を広げてあらゆるものから学ぶというアンテナを張り続けて成長していきたいと思います。

松下 耕三
2020.01.23

全く批判的でなく、素晴らしい気付きがあったことが伝わってきました。このように受け止めて、そこからいろいろと出来ることが湧き出してくる、素晴らしい天賦の才をお持ちのようです。
良く若手社員に大人と子供の違いを伝えますが、子供は受け取るだけでいいけれど、大人は受け取る以上の価値を提供できなければならないのが、社会の仕組みです。ベストを尽くしてより多くの貢献をし、より多くを与えられる人になれば、そこに心からの充実感が得られるでしょう。それは与えられることで得られる満足を大きく超えるものです。
毎日の中で私達が受け取っているのは、過去を生きた人類が私達がより良く生きられるように献身してきた積み重ねです。平和も、美味しい食べ物も、快適な空間も、医療や学問もスポーツも全て過去を生きた人々から与えられたものです。
全力で貢献に向き合って取り組む時に人は磨かれ、才能の原石が人々に輝きをもたらすようになります。素晴らしい素養を磨いていってください。

大場 遼真
2020.01.23

コメントありがとうございます。
プレゼン大会後に私たちの行っている活動を理解してくれなかったと批判的なことを審査員に思ってしまいましたが、「大人と子ども」の違いを審査員は伝えたかったのだと今は思っています。
この経験を活かして何事も自分のメリットだけを考えるのではなく、相手も得られるメリットはどのようなことがあるのか考えていきたいと思います。