SSDC講義振り返り

長い時間をかけたゼミのプロジェクトがついに終わりました。この授業を始めた頃は他大学や社会人など知識量が豊富な方々と一緒に事業を一から立ち上げるということで自分は何か役に立てるだろうか、などの緊張感と不安がありました。しかし、同じ目標を持ち議論を重ねることでそのような不安も薄れていきました。

 そしてこの3ヶ月間を通し沢山の学びと成長がありました。それらプロジェクトの振り返りと発表内容をまとめます。


 私達Aチームでは最初に旅行をテーマにしました。その際に自分達が思う「不の経験」を掘り出していき、そこから新しい価値を生み出せないかを考えました。その際着目したものが

・旅行先の雰囲気を事前に知りたい

・行きたいところに気軽に行けない(コロナの影響)

・遠くへ行くには長期休みが必要

というものでした。その為、私達はVRを使用することでこれらの「不」が解消されるのではないかと考えました。しかし、途中でこの案は現実的また金銭的な面で難しいことが発覚しました。そのため一度全てを白紙に戻し、新しい案を模索しました。最初の案を棄てるというのはとても不安でしたが頼れるチームのメンバーの方々と沢山議論を行ってSNS形式(TikTok、Instagram)にすることで実現可能性があり収益を見込めるアプリに決定しました。


議論を通して


①コミュニケーションの重要さ

②相手に伝わるように話す

③常に疑問点を明確にしておく


ことを学びました。

 

 というのも①はこの授業をオンライン上で行う際に必要であると考えました。初めて知り合う方々と難しい議題をオンラインで議論する為にはきちんとコミュニケーションを取ることでスムーズに話し合いが進むことを理解しました。②は自分の思ったことを相手に伝わるように意識して話すと難しい問題でも対処できることを知りました。③は疑問点を明確にすることによって問題解決がしやすいからです。


 以上が本授業の発表内容とまとめとなります。最後になりますが運営に関わってくださった全ての方々、またAチームの皆様に感謝申し上げます。ビジネスを一から創造するというのは普段の大学生活では味わえないとても貴重な体験をさせて頂きました。これから社会人になった際も授業で学んだことを生かしていきたいと思います。