幹部ブログ 組織幹部 藤田真由香


​​まず始めに、OG・学校関係者の皆様ならびに保護者の皆様、日頃から私たちの活動にご理解、ご声援をいただき誠にありがとうございます。

​今年度22シーズンの組織幹部を務めさせていただきます。人文学部日本・東アジア文化学科新4年マネージャーの藤田真由香と申します。

私からは、組織幹部を代表して、今期22チームへの想いを綴らせて頂きます。拙い文章になりますが、どうか最後までお付き合い下さい。



​「日々、ラクロスという舞台を楽しみながら、 自分の中で誇れる在り方を模索し、 成長のために挑戦した自分と仲間を 尊重し認め合う。そうすることで、自分たちがまずMUGLを心から大切だと想うことができ、その姿勢を周囲に魅せていくことで、愛し、愛されるチームを実現する。


これが今期22チームのビジョンです。
少し長々としたビジョンに感じるでしょうか。しかしこのビジョンには、今期にかける部員全員の様々な想いが詰まったものなのです。


総部員14名と少人数で、上級生が極端に少ない、技術力も組織力も安心できるとは言えない未完成なチーム。
一人一人が自分を認めきれず、どこか自信がないそんなチーム。

​だけどその未完成さは、決してマイナスなんかじゃない。
一人一人が自分自身とチームに向き合うことで、いくらでも、何度でも、成長していける無限大の可能性を持っている。

今はまだみんなが手探りで、上手くいかないことだらけで、時にモヤモヤすることもあるかもしれない。
だけど、そんな中でもみんなが自分に向き合うことから逃げずに、個人としてもチームとしても成長を重ねていけたなら、きっとこのチームはもっと強くなれる。
22チームとしての始動mtgを終えたあの日からず私はずっとそう思っています。

​ところで、先程述べたような「強いチーム」とは、一体どんなチームのことを指すでしょうか。

試合に勝てるチーム?技術力が高いチーム?

もちろんこれも強いチームを築くための大事な要素だと思います。
​しかし、私が「強いチーム」と聞いた時に一番に思い浮かぶものは、組織力でチームを支え、そこに属する人が活き活きと活動するチームです。もう少しラフに言い換えるならば、一人一人がキラキラしているチーム

私たちはラクロス部なのだから、技術力がなくては試合に勝てる強いチームにはなれないかもしれない、だけどその技術力を支え、ラクロスをするのは誰か。

それは、今、女子ラクロス部に所属するみんなです。

​どんなに練習に力を入れても、技術力を上げようと奮闘しても、組織が機能していなくて、みんなが活き活きとした状態でいられなければ、きっと本当の意味で強いチームにはなれない。



ここまで前置きが大変長くなってしまいましたが、私が今期組織幹部を務める上で一番大切にしたいことは、
「女子ラクロス部に所属するメンバー全員が活き活きとラクロスができる組織を追い求めること」です。


プレイヤーではない私がマネージャーというポジションと組織幹部の役職を最大限に活かして、チームに貢献できることはこれだと思っています。

今のチームは、人数が少ないからこそ本当に一人一人の存在が大切になってくる。
だからこそ、一人一人を大切にし、今年1年だけでなく、これから先ずっと、みんながみんならしくいられる組織創りを目指していきたいと強く思います。


これは決して、全てを許してなんとなく楽しくやるチームではないです。
一人一人を大切にするからこそ、本気で向きあって​、学年やポジションなんか関係なく言い合えるチームを目指したい。


​きっとこれは簡単に実現できることじゃない。日々の積み重ねや試行錯誤で少しずつ形にしていけるもの。
私自身も上に立つ立場としてと言うよりも女ラクに属する一個人として更なるステップアップを重ねていきたいと思います。



長々と大層なことを述べてきましたが、私もチーム創りをする上ではまだまだ未熟で、人前で話すことも実はすごく苦手です。(文章も固過ぎるとよく言われます🥲)

それでも、自分なりに考えてチームにできることをしたい、部員の力になりたいと思えているのは何より、今まで私自身がそうしてきてもらったからです。


19の代から女子ラクロス部に入部し、沢山の先輩方やコーチの皆様に言い表せないほど多くのものをもらいました。今の私があるのも​そんな先輩方やコーチの皆様の存在があってこそのものです。

​私がこの3年間で女子ラクロス部からもらったものは本当に大きいです。
​気づけばそんな女子ラクロス部で過ごせる期間もあと1年になりました。今度は、今まで先輩方やコーチの皆様から頂いたものを​同じように下の代へと受け継いでいくことが私にとっての恩返しです。


これから先、上手くいかないことだらけかもしれない、楽しくないと思ってしまうときもやってくるかもしれない。
​それでも私たちは歩みを止めず、自分たちなりのチームを追い求めます。


​そして今期のビジョンは、保護者やOGの皆さまをはじめ、周囲の方々のご理解とご声援があってこそ達成できるものです。自分たちだけで完結させるのではなく、周囲から応援され愛されるチームを実現するまでが今期ビジョンの目指すところです。
​皆さまからの温かい応援をチームの力に変えて邁進してまいりますので、今後とも武蔵大学女子ラクロス部をどうぞよろしくお願い致します。




​長々と書き連ねてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

22組織幹部 藤田真由香