初めまして!岩手大学農学部2年次の佐藤稜です。
1.農業×自分
はじめに、僕の出身は長野県にある村になります。村民です。そのため、小さい頃から農業や自然と身近に触れてきました。自然が好きな一方で農業という仕事に対しては「年寄り」や「重労働」、「低賃金」といったネガティヴなイメージを強く持っていました。また農業は良く言えば、古くから続けられてきた伝統的な生業ですが、悪く言えばイノベーションがほとんど起きていない、代わり映えのない産業とも言えます。
一方で古くから変わっていないということは、これからイノベーションを起こせるチャンスが大量に詰まっている「宝の山」だと僕は思います。IoTと農業をかけ合わせたスマートアグリをはじめ、バイオマスエネルギーとしての活用、最近ではトウモロコシとキノコ菌を利用したレンガの開発も行われています。また耕作放棄地の増加問題も僕たちのような若者から見れば、広大な土地を手に入れられるチャンスとも受け取れられます。
2. 畑ラボ×自分
僕が畑ラボに参加したのは入学してから少し時間が経った去年の7月頃でした。もともと地域づくりや経済学の分野に興味があり、地域に雇用をつくるという観点から「農業団体」はとても面白いのでは、と思ったことがきっかけです。
参加してみて面白いと感じたことは、メンバーそれぞれの団体に入った経緯が異なったことです。福祉に興味が、地域コミュニティに興味が、経営に興味があってとバラバラな理由から始まり、結果として農業に収束しているのはとても面白いです(ドカベン的な…笑)
- チームだからできたこと
畑ラボの特徴として、バラバラな方面からメンバーが集まっているため、それぞれの得手不得手が顕著に現われていると思います。そのため、それぞれ専門を活かして協力しあっているエコシステム的なチームが形成されています。んんっ~!まさしく共生みが感じられます。(いつもまとめてくれてる増田氏に感謝)
農業という「なりわい」にはまだまだできることがたっっっくさん!!!詰まっています。しかし、1人で実現できることは限られています。だからこそ「チーム」で活動する必要があるのです。
最後にアフリカのことわざを添えておわり