こんにちは! 日和メンバーのまこです。
今日は、老若男女・国籍関係なくこよなく愛される日本料理、『寿司』について紹介したいと思います!
1. 寿司の起源
寿司=日本発祥と思われがちですが、実はこれ、紀元前4世紀ごろ、東南アジアの山地民族の間で生まれたのだそう。
川魚を保存する際、コメなどの穀類を焚いたものと魚を一緒に数ヶ月漬けると、米の発酵を利用して魚を保存できるんです。そして奈良時代頃、稲作の伝来とともに中国から日本に伝わってきたのが、日本での寿司の始まりだとされています。
しかしこれは、今でいう「寿司」とは少し違います。
甘酢で味付けした米飯に、アユやフナなどの川魚をのせて、一晩寝かした「なれずし」と呼ばれるものでした。
時は経て、江戸時代末期。この頃流行していた屋台では、忙しい江戸っ子のために、握ったらすぐ食べられる「握り寿司」が主流になっていきます。これが今でいう寿司ですね。
そして実は、寿司が全国的に広まった理由とされるのが、関東大震災なんです。
1923年の大震災で被災した東京の寿司職人たちは、故郷へ帰り、日本中に握り寿司が広まっていきました。
ちなみに、寿司の語源は「寿司を混ぜた飯=酢飯(すめし)」からきており、いつの間にか「め」が取れて「すし」と呼ばれるようになったそうです。
その当て字として現在使われているのは、「寿司」ですよね。これは、寿(ことぶき)を司る(つかさどる)という意味で、縁起がいいもの、祝いの席で食べるものという意味があります。
2. 寿司を食べる時のマナー
寿司を食べる時、醤油はどこにつけるのか、どの順番で注文するのかなど、何かと気になることもあるのではないでしょうか?寿司を食べる時には、いくつかのマナーがあるので、いくつか書いておきたいと思います。
- 味が薄めで淡白なもの(イカや白身)から注文し、徐々に脂が乗ったものへ
- 握り寿司から巻き寿司へ
- 箸でも手でもOK
- お会計で「おあいそ」と言うのはNG
- 醤油皿に箸を置かない
- 握りは、寿司を横に寝かせてネタの先に醤油をつける
- 軍艦は、添えてあるきゅうりやガリにしょうゆを付けてネタの上に醤油をたらす
ちらし寿司は、具を箸でつまんで醤油をつけ、めしの上に戻してご飯と一緒に食べる
これだけでもたくさんありますね笑 最近の回転寿司などでは、マナーを意識せずとも大丈夫ですが、実際の寿司屋ではカウンター席で職人と向かい合って食べることになります。ぜひ皆さんも、マナーについて調べてみてください。
3. 日本のご当地寿司
寿司といえば、握り寿司を思い浮かべる方が多いでしょうが、日本各地には、様々なご当地寿司が溢れています。
まず有名なのは、富山県の「ます寿司」や、
奈良県の「柿の葉寿司」ですよね。
他にも、山口県の「岩国寿司」や
鹿児島県の「さけ寿司」もあります。
ちなみにさけ寿司は、お酒をたっぷり使ってあるそうです!
まだまだいろんな種類があるのですが、お腹が空きすぎるので一旦辞めとしましょう(T_T)
4. 海外で大人気 「カルフォルニアロール」
最近では、海外でも大人気のSUSHIですが、2019年の調査によると、なんと世界には15万6000店舗もの日本食レストランがあるそうです。 しかもこれ、2017年以降、二年間で3割も増加。寿司ブームきてますねー!!
皆さんもご存知かと思われますが、海外でいう"SUSHI"は日本の寿司と違い、創作寿司である「カルフォルニアロール」を指すことが多いです。
アボカドやマヨネーズ、クリームチーズ、オニオンフライなど、「え?」と思うものが入っています笑
私がベルギーにいた頃も、カリフォルニアロールを食べましたが、意外と美味しいものもありました! でもこれは、人によるかもしれないですね笑
ぜひ皆さんも、カリフォルニアロール、挑戦してみてください!!
寿司の期限が日本じゃないことを初めて知りました!! 醤油の付け方まであるなんて…笑 寿司は奥深いですね✨
お寿司の起源が日本ではないことや、意外と沢山のマナーがあったことにとても驚きました。
需要に合わせて食材やかたちが変化していくのはとても興味深いですね!
お寿司のルールなんてあるんですね!初めて知りました!これからは実践してカッコよくお寿司を食べたいと思いました!
カリフォルニアロールも伝統かどうかはさておいといて美味しいですよね!
寿司は日本でできたと思っていたので驚きました。私はお寿司が大好きですが、マナーはあまり知らなかったので気をつけようと思います…!!
日本各地のお寿司や、カリフォルニアロールもぜひ食べてみたいです☺️
お寿司のルール、知らないものがほとんどでした!
特に軍艦の醤油の付け方にはビックリしました、、
外国へ行って、何もルールを知らずにいるのは恥ずかしいですね、今回知れてよかったです!!