こんにちは、日和のTです。
今日は和室を使うときに意識するだけで印象が変わる、
和室のルールについて紹介します。
入室時のルール
<襖を開ける>
1.襖に向かってこぶし2つ分の開けて、つま先を立てて正座する
2.取っ手に近いほうの手で襖を少し開ける
3.取っ手から開けた襖の隙間の取っ手の下側に手を動かし、体の真ん中ぐらいまで開ける
4.反対の手で自分が通れるぐらいまで開ける
<部屋に入る>
1.立てていたつま先を戻し、軽く座礼をする
2.立ち上がって下座の足から入室する
※この時、敷居は踏まないようにする
<襖を閉める>
1.開けた時と同じように、襖に向かってつま先を立てて正座する
2.襖に近いほうの手で真ん中まで閉める
3.反対の手で、手がもう一つの襖に触れるところまで閉める
4.3と同じ手で取っ手を使って最後まで閉める
座るときのルール
<席まで移動する>
・畳のヘリを踏まないように歩く
・畳の長いほうを女性は4歩半~5歩、男性は5歩程度で歩く
・あまり足を上げずに、すり歩く
<座る場所を確認する>
・上座:床の間から一番近い場所
(※床の間がない場合は、部屋の出入口から一番遠い場所)
・下座:出入り口に一番近い場所
<座る>
1.座布団の下座側に膝をついて腰を下ろす
2.両手を軽く握って支えながら、正面に向かって片膝ずつ移動する
席を立つときのルール
<立つ>
1.正座のままつま先を立てる
2.片足ずつ引いて下座側の座布団の外に足を出す
3.片膝ずつ正面に向けて、座布団の横に正座する
4.あいさつをする
※座布団の上に立たない
※座布団を動かさない
退出時のルール
・入室時と同じように襖の開け閉めを行う
・相手から勧められていないときは、出てからコートや帽子を着る
無意識のうちにやってしまっていることもあると思いますが、ちょっとしたルールを守るだけで印象が大きく変わるため、ぜひ意識して実践してみて下さい!
知っていることもいくつかありましたが、知らないことの方が多く、無知を痛感させられました🤦🏻♀️
記事に記してくださったように、礼儀作法には多くの意味がありますが、堅苦しいから廃止した方がいいという声も上がっていると聞きます。何が正解かわかりませんが、意味を知った上で継続していくか否かを決めるのがいい気がします🧐
作法を重んじる場で、自然に身体が作法どおりに動けるようになると好印象を得られますね。