こんにちは!日和のまゆぽんです。
早速ですが、この記事の写真はなんの道着でしょう?柔道、合気道、空手、、、?
今回は、柔道、合気道、空手、少林寺拳法など、違いのわかりにくい日本発祥の武道の違いについて説明したいと思います。
1.合気道
創始:大正末期から昭和初期
技:突き・蹴りはほとんどなく、投げ技がメインです。攻撃してくる相手の力を利用して相手をねじ伏せるので、護身術の側面を持ちます。
特徴:筋力を必要としないので、老若男女だれでもチャレンジできる武道です。もちろん、未就学児でも習うことができます。
道着:
- 袖が短め: 手首を掴む技が多いためです。
- 膝当てが長め・厚め: 合気道は跪坐(きざ)という膝をついた姿勢で行う技が多くあり、膝が抜けやすいため、合気道着はあらかじめ補強がされています。補強されていても、稽古を続ければ膝は抜けます。
- 襟が薄め: 襟を掴む技もありますが、柔道のように多用はしないため、若干襟は薄めの場合が多いです。
- 裾が短め(の場合もある): 合気道の場合、有段者は袴を履きますが、股下(道着のズボンは股下と言います)が袴の裾から見えると大変格好悪いため、股下の裾は少し短めです。
2. 柔道
創始:19世紀後半
技:投げ技・固め技・関節技などがあります。柔道もまた、相手の力をうまく利用して体格や性別に関わらず投げ技などを決めることができます。
特徴:柔道では、ケガ防止のために受け身の練習をしっかりするので、つまずいたり転んだりした時にケガをしにくいと言われています。腰を据えて一つの競技にじっくり取り組みたい、という場合には柔道がとてもおすすめです。
道着:
実は最初の問いの答えは柔道でした。柔道では、上着をつかみますから、薄かったらすぐに破れてしまいます。それで、厚いです。でも、ズボンはつかみませんから薄いです。柔道は袖をとって技をかけるため、袖が手首ギリギリまであります。
3.空手
創始:大正時代
技:数多くの流派があり、防具の有無・突きや蹴りを相手に当てるか否かなどさまざまな点が異なります。また、使う技の内容(投げの有無など)にも違いがあるとされています。一般的な競技形式としては、技のキレや美しさを競う「型」と、相手に対して突きや蹴りを繰り出しポイントをとっていく「組手」があります。
道着:
空手の道着は薄いです。軽くて、動きやすいです。手や足の激しい運動も大丈夫です。
4.少林寺拳法
創始:第二次世界大戦後
技:突き・蹴りだけでなく投げ技や関節技もあります。とはいえ、人を攻撃するのはあくまで補助的な目的で、本来の目的は自分の身を守って相手を抑えることです。
特徴:強い力を必要としないので、幼い子供や女性でも習うことができます。
いかがでしたか?私自身これらの違いを知る良い機会になりました。個人的には筋肉のいらない合気道に惹かれました。
皆さんもぜひこれを参考に武道に挑戦してみてください。