私がフェミニズムに出会ったわけ。

こんにちは、imIメンバーのKOMOMOです!
今回は「私がフェミニズムに出会ったきっかけ」について書いています💐  

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 中一の夏、課題だった読書で当時話題だった本“Because I am a girl 私は女の子だから”を読んだ。そこに書かれていたのは、途上国のFGM(女性器削除)の文化や、幼くして結婚を虐げられる女の子たちのお話だった。フィクションではない、現実の話。「女の子だから」なぜこんな目に合わなければならないのか、私には理解できなかった。きっとこの先も納得することは無いと思うが。

 怒りに震えていた私は、目の前に広がる社会に目を向けてみた。「日本は男女平等だ」そう胸を張って言える、訳がなかった。通学途中に電車に乗れば痴漢され、学校に行けば保健の教師が「男性同士のセックスは変な趣味だ」等と叫ぶ。ニュースには医学部で女子の合格率を下げた等と問題になっていたりもする。

 そこで私は母から紹介されたネットの記事を読んだ。浅田奈穂さんの「私がフェミニストになった理由 How I become a feminist」という聞いたことなかったフェミニストというワードが入った記事。これがきっかけで色んなフェミニズムに関する記事や本を見てきて、共感するようになった。そして「私はフェミニスト」と考えるようになった。

 そんな中、私の大好きな友人が摂食障害を患った。身近な人からかけられた「太っている」という言葉が彼女の自信を奪い取り、その結果が拒食とリストカットに繋がった。彼女にどんな言葉をかけても、響かなかった。悔しくて涙が止まらなかった。

 細身であるということが女性のなるべき姿だと誰が決めたのか。そんな固定概念がこんなにも人を苦しめるのか。この出来事から私は、性に対する固定概念やカテゴライズが、フェミニズムと重なり、心底嫌いになった。

 少しでも傷つく人を減らしたい、フェミニズムという居場所を伝えたい。そう思い、私は発信していくことを決めた。

 フェミニズムを発信していて心に残っている出来事がある。過去に自信を無くし、自分を見失っていたという友人から“もっと早く出会いたかった”と言われたことだ。少しづつ、私が伝えていくことで救われる人がいるのかもしれない。

そう信じて、私はimIの活動をしている。

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フェミニズムは過激なもの、女の人だけのものというイメージがあるかもしれません。ですが私は、現代のフェミニズムはもっとそれぞれが人として自分らしく生きることなのかなと思っています。これは性別にかぎらず、年齢、見た目、どんな人でも否定されないその人らしさで良いということ。

この考え方で私は自分自身や周りの人を励まし、同時に、人を傷つける経験もしました。何が正解か、など誰もわからないけど、それでも私は自分らしさを見つけていくことが何よりも大切なことなのではと思っています。

もし、今自分に自信が持てていなかったり、自分を否定してしまっている人がいるならば、少しでもこの文章が響くといいなと思います。

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これからもimIをよろしくお願いします!