国際学生会議: コミの声

こんにちは! 国際学生会議代表の河畑波恵です。10月から運営を始めたISC66も終わりを迎えようとしています。通常通りの本会議などを開催することはできませんでしたが、代わりに開催したオンラインイベントでもたくさんの参加者との交流をすることができました。

現在はISC67のコミ募集を進めています。国際交流が好きな方、新しい学びや発見を経験したい方は是非応募してみてください!ISCについて、副代表の尾野ひかりはこう語っています:

[名前] 尾野ひかり

[役職] 副代表

  • 仕事内容はどのようなものでしたか?

「代表の右腕としてサポート・意思決定」「実行委員全体のタスク管理とチェック」「外部とのやりとり」が主な役割でした。最も重要なことは、常に代表の一番の相談役となり、ISC全体としての判断を下すことです。そしてそれをもとに、それぞれの役職でどの仕事をいつまでにやるべきなのかをまとめて指示を出したり、イベントのロジ部分を整理する細かな仕事をしたりしました。また、財団や後援申請など、学生団体として外部とやりとりする際の書類作成なども担当していました。他の役職と違い、定まった仕事がないので、それぞれの役職の状況を常にチェックしながら、必要に応じて補助に入ることも多くありました。

  • この仕事のやりがいは何だと思いますか?

私が一番ISCの魅力に感じている「つながり」という部分が一番強く感じられることです。副代表は実行委員同士、あるいは外部とISCをつなげる役割を担っています。細かい仕事も確かに多いですが、それによって役職同士で点と点になっていた仕事がつながって、コミ全体の成果として表れる瞬間が生まれます。これは、常に実行委員全体を見ているからこそ感じられることだと思います。

また、代表とともに責任者としてISCの団体を負っている立場であるので、重要な判断を任されたり、ISCの団体としてのあり方を考えたりすることも、副代表ならではの役割であり、大きな責任感とともにやりがいを感じる部分です。

  • 1年間振り返って、一番思い出に残ったこと、楽しかったことについて教えてください。

One-Day ISC66を終えた時と、コミ合宿が特に思い出に残っています。One-Day ISC66 は、コロナで本会議ができなくなったことへのショックに浸っている間もなく取り組んだもので、実行委員の中で何度も話し合いました。また、オンラインでの本格的なイベントは初めてだったため、技術面でも苦労しました。その点で、本番が終わったときには達成感とともに、次のISC Online Eventに向けたモチベーションが高まりました。

また、去年の12月に行ったコミ合宿は、いつも離れたところにいるコミのほぼ全員が集まり、結束を深められた時間でした。ISCのメンバーは多様性に関して広い視野を持っているので、一緒に過ごすのはとても心地よい仲間でした。オンラインではいつでも会えますが、やはり直接会った合宿が一番印象に残っています。

  • 逆に一番辛いと感じたことはなんですか。

コロナで本会議ができないと決断した時と、自分の仕事を管理しきれなかった時です。

開催を諦めたくない気持ちがありながら、頭ではやらない方がいいということも分かっていました。コミ一人一人の思いを聞いた上で「やらない」と判断するのは悔しかったですが、それをバネにその後のイベントに気持ちを向けることができましたし、その判断は間違っていなかったと思います。

また、副代表として自分の仕事を管理しきれなかった時期がありました。ゼミや就活と並行し、自分でなんでも抱え込みすぎてしまう性格もありパンクしかけてしまいました。それでも 、同じ目標に向け一緒に走っているコミの皆のおかげでここまでやることができました。

  • ISC67実行員会へのメッセージをお願いします。

 ISCでは、他ではできない体験が待っています。それは、私が2年前に参加者として感じたものとは違うものでした。単なる「国際交流」とは違い、自分とは何か、文化とは何か、グローバルとは何か… ISCに一年間いる中で、これまでスルーして漠然としか捉えてなかったものに何度も向き合う場面がありました。様々な考えを持ちながら真剣に仕事に取り組むコミの皆がいたからこそできた経験だと思います。

何かの組織を運営していくことは決して楽しいことばかりではありません。ですが、そうした経験も含め、ISCの持つ唯一無二の輝きと、それを作るコミに誇りをもって最後まで駆け抜けてくれたらと思います。