こんにちは、日中韓子ども童話交流会事務局員のミウです。
今回は、記念すべき1回目の日中韓子ども童話交流会とその後の第1回目日中韓子ども童話交流OB会について資料をもとに皆さまにお届けできればと思います。
第1回目の日中韓子ども童話交流会は2002年に開催され、場所は東京、兵庫、大阪、奈良でした。1回目はたくさんの都道府県を巡ったようですね。ここで開催趣旨についてあらためてふれさせて頂きます。もともと、子どもの体験活動や読書活動の推進のため日本では「子どもゆめ基金」が設けられています。この基金の普及・啓発活動の一環として、日中韓の子どもたちが集まって、各国の絵本・童話を通じて読書の楽しみを知ってもらうとともに、一緒に語り合い、相互の文化の特徴や共通性、違いを知ってもらい、お互いの文化を理解する機会を提供するために始まりました。
そのため、第1回目の日中韓子ども童話交流会でもこのような開催趣旨に沿った様々なプログラムが組まれていました。私が資料を見て1番日中韓子ども童話交流会らしいなと思ったプログラムについてここでは述べます。それは紙芝居づくりです。実は私が参加した時にも皆で絵本をつくりました。国を超えて、お話を考えるということはとても貴重な経験であると私は思います。
一方、第1回目の日中韓子ども童話交流OB会は2010年、開催地は奈良でした。1回目に訪れた奈良にもう一度訪れるとは感慨深いものがありますね。
参加経験者39人が集結し、これからの日中韓の夢マップを作成しました。「Eastern Asia Union イースタン・アジア・ユニオン(東アジア連合体プロジェクト)」、「WOB PROJECT」、「お日さまプロジェクト」、「知れば知るほど美しい~東アジアのルネッサンス~」というような本当にさまざまな夢マップが作成されました。ここでの夢マップといわれている一種の目標こそが日中韓子ども童話交流OB会の活動の第一歩だったのです。