新型コロナウイルスが蔓延し、コロナ生活も早いもので1年以上が経った。
毎日速報で入ってくる感染者、重症者、死亡者の数。
命をかけて奮闘する医療従事者の方々。
行事や大会の中止が相次ぎ制限される学生生活。
あらゆる場面で飛び交う誹謗中傷。
辛い思いをしなくていい人たちが
今日もどこかで辛い思いをしている。
今、日本には“笑顔“が少ない。
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私には夢がない。
このことがずっとコンプレックスだ。
いよいよ始まる就職活動で、自分はどんな仕事に就きたいかをここ数ヶ月ずっと考えている。
グルグル考えるがその答えはなかなか出てこなかった。
ヒントを見つけたのが、先日参加した「10年後の年収を10倍にする就活セミナー」だ。
厳密に言えば、そのセミナーが終わったあと。Pandoにある自分のビジョンを考え直した時である。
“残したい世界“や“手にしたい未来“など様々な項目があり、頭を悩ませながら書いていた。
しかし一つだけ、‘’果たしたい貢献‘’という項目だけは考えずとも言葉が出てきたのだ。
「誰かの小さな幸せを作りたい」
これまで全く意識してこなかったのだが、これは私が本当にやりたいことだと直感的に思った。
東北支援学生団体に所属していると、どうしても暗い部分を見なければならない。あの大震災に携わるのだから当たり前である。
そういった暗い部分を目の当たりにしていく中で「一生分の辛い思いをしたんだから、これからは幸せに溢れて欲しい」という想いが芽生えていた。
コロナもそうだ。
苦しまなくていい人たちがあらゆる形で追い詰められている。身体的に、精神的に、経済的に。
思い通りにいかないもどかしさで、傷つけ合う機会も増えているように思える。
そうした辛い思いを沢山して来た人たちに、これからは一瞬でも多く幸せな時間を過ごして欲しい。
しんどい毎日に、一瞬だけでもホッと出来る時間を作って欲しい。
その一瞬を自分の手で作れたらどんなに素敵だろう。
その一瞬を自分の手で作れたらどんなに素敵だろう。
その時から、私は誰かの小さな幸せを作れる仕事に就きたいと思うようになった。
夢に近いものが見つかった気がして嬉しかった。
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そんなとき偶然いただいたお話が、
今回の坂内食堂さんの企画だ。
お話聞く中で、企画の趣旨が“麺食で笑顔と幸せの輪を広げること“であると知った時、
「あ、私が見つけたやりたい事と同じだ」と思った。
さらに坂内食堂さんが掲げる企業理念、
「食を通じた、気持ちの温もり」を伝える
を見た時はなんて素敵な理念だろうと思った。
学生のうちに学生の手で「誰かの小さな幸せを作る」経験が出来るかもしれないと思うと、胸がきゅんとする。
私はその場で参加を決めた。
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今、日本には“笑顔“が少ない。
今日もどこかで辛い思いをしている人がいる。
疲れている人がいる。
そんな人たちをラーメンで笑顔にし、幸せなひとときを提供したいと心から思う。
全力で挑み、人を笑顔と幸せでいっぱいにできるような企画をメンバーで作り上げたい。
そしてまた一歩、夢に近付くヒントを得たい。
私はこの企画を通して、誰かの幸せを作れるように目一杯想像力をはたらかせ、創造力を鍛えようと思う。