母の想い

 こんにちは~!とても大変な時期ですが、みなさんどうお過ごしでしょうか??退屈な毎日の暇つぶしにぜひ読んでいってください!

 さて、今回は僕が初めて行ったスタディツアーで、とある家族の母親にニーズの調査をさせて頂いた時の話をしようと思います!

 去年の夏に行ったスタディツアー初日の村への訪問の際、僕は村人への調査を担当となりました。調査しに行く前の僕は、ただ聞いて終わるものだろうくらいにしか考えておらず、軽く見てた気がします。ですが、子供たちのニーズの質問を母親にしたときに彼女が泣き出してしまい、その考えは180度変わります。子供のことを想ってなのか、自分を責めているのか、なぜ彼女が泣いてしまったのかは第三者の僕には分かりません。しかし、どこの誰かも分からない海外の学生からの質問で涙が出るということは相当苦しく、辛かったんだと思います。同時に、こんなに近くにいるのに何も出来ない無力感や学生ボランティアの難しさ、限界を1年生ながら少しばかり感じました。(随分と生意気ですよね(笑)) ただ、この出来事がきっかけでスタツアへの態度が変わり、また、帰国後のSIVIOの活動もより積極的になりました。今、彼女とその家族がどう生活しているかは分かりませんが、支援により少しでも改善されていることを願うと同時に、別れる際に撮った写真の笑顔を忘れずに毎日を過ごして欲しいなと思います。

 以上が、スタツアで出会った一人の母親の話です。彼女は僕に直接ではないけど、団体活動に対する態度や積極性、支援の重みなどたくさんのことを変え、教えてくれました。間違った言葉かもしれませんが、ありがとうと伝えたいです。

 少し逸れますが、副代表の記事にもあったように、SIVIOの活動に批判があったり中々ボランティアの理解が広まらない現実があります。一方で、ラオスの子供たちを少しでも笑顔にしたり、成果を継続して出しているPJがあるのも事実です。嬉しいことだけでなく辛いこともあるかもしれませんが、素敵なメンバーと共に、これからもラオスを想いながら活動していきます!

 長くなりましたが、冒頭でも言った暇つぶしになれば幸いです。今は、家族や友人、大切な人を守るためにもStay Home!SIVIOのメンバーと会える日が待ち遠しいです!では👋

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