ビジョン 慶應義塾大学商学部岩尾俊兵研究会

たしかな理論的基礎と世の中の役に立ちたいという情熱の両方を持つ人材を育てます。

1.ゼミ全体の目標等

大目標:ビジネスにおける「論理モデル作り」とその「シミュレーションによる検証」ができるようになること。これによって不確実性が増していく世の中を、論理の力で他者に先んじて正確に見通し、ビジネスに成果をもたらす基礎力を大学生のうちに身に着けること。また、座学を活用する場として事業創造ワークショップにも取り組むことで、理論と実践を行き来できる人材になること。

 

論理モデル作り:現実を単純化した論理で表現し、現象の発生理由を論理的に説明でき、そこから論理を展開していくことで未来予測をも可能にすること。

 

シミュレーションによる検証:現実を模倣した実験によって論理モデルの正しさを検証すること。岩尾俊兵研究会ではNetLogoというコンピュータ・シミュレーションに特化したプログラミング言語を学んでいくが、必ずしもNetLogoを用いたシミュレーションを行わなければならないわけではない。紙とペンとコインを用いたシミュレーションでも、模擬店を作って実験するシミュレーションでも、Excelを使った数値シミュレーションでもよい。そのため数学やプログラミングに苦手意識がある学生でも、シミュレーションは実施可能である(はず)。

 

事業創造ワークショップ:確かな理論的知識に根差したビジネスモデルを考案し、それを実際の投資家の前でプレゼンテーションし、投資を引き出せるだけの説得力を得る体験型学習のこと。