もっと徽音祭の良さを知ってもらいたい

私が実行委員会に入った理由は他のメンバーのように高尚なものではなく、入学してすぐの頃に勧誘に来た先輩のピンクの法被姿を見て、ただ私も着てみたいなと思ったからでした。高校の時の文化祭ではあまり積極的に参加するタイプではなかったし、徽音祭実行委員も1年生限りで辞めるつもりだったのに、気づいたら3年生まで続けています。

その理由は思い返せばたくさんありますが、一番の契機となったのは1年生のときの徽音祭だったように思います。普段よりもずっと多くの人たちで賑わうキャンパスと、子どもから大人まで幅広い年代の方の笑顔を見たとき、なんだかとても感動して、えも言われぬ高揚感を覚えました。女子しかいない大学で、女子だけで構成されている実行委員会。それは世間一般の組織とは少し違う存在だと私は思っているのですが、そんな私たちでも、小規模な女子大学の学祭でも、学生ひとりひとりの努力でこんなに素敵な空間を作れるのだと感動したのと同時に、もっと多くの人に徽音祭の素晴らしさと学生の努力を知ってもらいたいと思うようになりました。

3年生になった今、私は広報部局長という徽音祭の魅力を広めることができる役職にいます。

徽音祭実行委員会と徽音祭は毎年進化していることを、私個人としても、広報部局長としても、もっと多くの人に知ってもらいたいです。

先の見えないこの状況下ですが、それでも自分たちにできることを日々考えながら行動している同期や後輩たちを見ると、本来のように活動できないことを悔やんでいるばかりではダメだと気づかされます。まだまだ未熟者ですが、今自分に何ができるのか、従来の型にはまるだけでなく、何か能動的に新しいことはできないのかと模索する日々です。

今年も必ず素晴らしい徽音祭にしてみせます。

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