生徒会組織の変遷

生徒会組織は、生徒総会、生徒会総務委員会、生徒会執行部と各種委員会で構成されています。しかし、令和2年度当初の生徒会の組織図は、平成6年当時の生徒手帳に記載されている生徒会会則のままであったため、生徒会長を中心に生徒会会則の電子データ化を行い、現在の時代に合わない組織構成や生徒会会則を見直し、生徒総会にて生徒会会則を改定ました。まず、1番問題となっていたのは、現在使用している「生徒会執行部」の名称がなく、総務委員会となっていたことです。また、総務委員会の担当の中にここ数年存在しない担当が設置されていました。生徒会執行部で話し合い、生徒会顧問と意見交換を行い、名称を「生徒会執行部」とし、会計委員、監査委員、広報委員、書記委員の4つにまとめることになりました。次に問題だったのが、週番(風紀)委員会の名称です。この委員会はあいさつ運動や遅刻者の減らすため、早朝の登校指導を行う委員会ですが、以前から名称について活動内容が想像しづらいという声も上がっていました。そこで、生徒会執行部で検討し、生徒会顧問、生徒指導部長、週番委員担当職員と意見交換を行い、生徒会から名称変更を週番委員会へ提案し、承認されたことで生徒総会での承認を経て生活委員会へ名称変更されました。1月からは、会計委員、監査委員、広報委員、書記委員の4つの委員会で名称通りの業務を行うのが、書記委員のみという問題点が新たに浮上していました。そこで、新生徒会長、新副会長、旧生徒会執行部で意見交換を行って、新生徒会長の提案で4つの委員を「生徒会執行部総務委員」として1つにまとめ、広報・書記・学校行事運営を生徒会執行部全員で一体となって行うことになりました。また、人権委員会を設置して、生徒が積極的に人権に関する研修や運動に取り組むことが可能となりました。令和3年度の生徒総会時には、生徒会会則を生徒会憲章へと変更しました。生徒会組織図を再検討し、生徒会執行部の「総務委員」を「運営委員」と改称しました。生徒会執行部と各種委員会で構成される生徒会総務委員会を立ち上げ、各種委員長と生徒会執行部を生徒会役員とし、各種委員会と生徒会執行部の連絡調整がしやすくするしくみを作りました。

 

関連記事