ダイアローグとは、もともとは2人以上の登場人物がかわす対談や対話を指す演劇用語で、人事用語としては、相互理解を深めるコミュニケーション手法のことをいいます。
聞き手と話し手が双方向で相手の意識や注意、共感を引き出し合うコミュニケーションとされています。
お互いの意見に優劣をつけるのではなく、話をきっかけに次の行動につなげる、違った視点から新たな解決策や、さらなる探求テーマを発見するなど、創造性のあるコミュニケーションがダイアローグです。
つまり、ダイアローグは、全員がフラットな立場で相互理解を深めるコミュニケーション手段なのです
相手の意見に反論し、自分の意見を押し通そうとせず、それぞれの意見を平等に扱うことで、自身の固定観念を発見し、新たな価値観やビジョンを発見することがダイアローグの目的です。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@Q2
Q2:課題図書を読んで10年後に社会で起きる可能性があることをグループでダイアローグして下さい。そして起こり得ることを予見してみて下さい。*ただし、新聞、テレビ、ネットでは一切言われていないことに限ります。
課題図書「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」
〈内容〉テーマを「発展」「現実的」といった当たり前に使われる言葉とともに考え直していく。
第1章「タイタニック現実主義」というたとえが、著者の現状に対する憂いをよく表している。もし、エンジンを止めたら仕事が無くなるから非現実的だとして、目の前の氷山に突き進むタイタニック号があったとしたらどうだろうか。環境問題、南北問題がなかなか改善されないこと、しかし実際には多くの人々がその原因には気付いていることを考えると、この世はまさにタイタニック号であるのかもしれない。第4章の「ゼロ成長を歓迎する」では、ゼロ成長を「エンジンの故障」ではなく機会ととらえ、経済以外の価値を発展させていく「対抗発展」について解説してある。
〈10年後に社会で起きる可能性があること〉
今までの社会では年功序列、偏差値で評価される時代でした。
【グローバル化】【多様性】が求められる時代になり、例えば偏差値高い人材+勉強ができる人物ではなく、偏差値が高い人物×偏差値は低いがデザイン思考を持つ人物、というように【異質なものを掛け合わせることで発生する無限の化学反応】を人財とする社会になるのではないでしょうか。
10年後といえば、今以上にロボットやIAが発展しているでしょう。となれば、ただ計算ができるだけ、漢字が書けるだけでは、人間が時間、労力、お金を使ってやる意味はありません。ロボット、AIが人間に代わって行うでしょう。
つまり、10年後人間に必要とされるのは、ただ計算が得意なのではなく、そこから先を自分の描けるような、自由自在な既存の価値観にとらわれない感覚を持つことではないでしょうか。
よく「Fラン大学」という言葉を聞きますが、きっと10年後には「Fラン大学」という言葉を使っている人が、時代に取り残された人間のように思われ、白い目で見られてしまう世界が画一されると予想します。
なるほどー!
自分の固定概念が見つかるっていうのは、対話ならではだね!
読みました!
読みました!
読みました!