🎉2021年10月3日(日)、LAP第6期の自然の摂理単元を開催しました🎉
午前10時、福岡市東区のとある一軒家とも思えるコンポストに囲まれたLFCさんの事務所に集合。
LFCとは、そう、ローカルフードサイクリング株式会社(Local Food Cycling)さんの略である。代表取締役は、この日の講師たいら由以子さんだ。
午前中、各班の予習発表を終えた後、たいらさんのお話を伺った。
お父様の体調不良をきっかけに食を変えることとなったというたいらさん。実際に食事を変えるようになった後に食の重要性に気づいたという。彼女の人生の変遷は、コンポストの進化そのもののように感じた。現在、我々が完成形として見ているLFCコンポストが現在の形になるまでの変遷を知り、心を動かされた。ちなみに、LFCの事務所にはあちらこちらに素敵なイラストと前向きな言葉がペイントされていたが、どれもたいらさんの手書きということだ。
団欒を楽しみつつパパッと昼食を終えた私たちは和白干潟へ移動。この日のメインイベントの一つ、和白干潟での海藻集めのためだ。数十分の時間制限の中で、福岡市の燃えるゴミ「中」くらいの大きさの袋2つ分に目一杯海藻を詰めるというミッションを課せられたLAP 6期生たち。海藻を入れても入れても中々埋まらない。なぜなら海藻は水分を多く含み、袋を踏みつぶせば海水が抜けるため質量が少なくなるからだ。ちなみにほとんど会話をせずただひたすら黙々と海藻を集めていた私は結構本気だったのに両袋とも半分ちょっとしか入れることができなかった…果たして2袋とも満タンに詰めることができた受講生はどのくらいいたのだろうか。
和白干潟で強めの風に吹かれながら楽しく肉体労働をした私たちは、続いてメインイベントその二・コンポスト作成のためにLFCの畑コミュニティガーデンへ移動した。コンポストは草→米ぬか→海藻(→混ぜる)、草→米ぬか→海藻(→混ぜる)、草→米ぬか→海藻(→混ぜる)etc…と、3・4層くらい重なるまで繰り返した。半年ほどでアオサが分解され、栄養豊かな土になるそうだ。その後チームに分かれ、LAP6期生によるコンポストBOXを3つ作成した後、暖かな夕日と穏やかな風の中で本日のリフレクションを行なった。「アオサが栄養の豊かさにつながるんだ!」「自分たちが日々出しているゴミの種類や量を意識したことなかった」「コンポストってこんなに楽しいんだ!」など、皆それぞれにコンポストの魅力を感じているようだった。循環型社会という理想の実現の一方で、日々大量のゴミの排出に違和感すら覚えにくいという現実…。この日得た発見と実際にコンポストを混ぜるときの気持ちよさ、これらをどうこの後の生活に活かし、持続させるかが頭を悩ませた。18時ごろの解散までLAP6期生たちは、ご多忙の中私たちを歓迎してくださったたいらさん、循生研のアイドルお母さまたちと、LAPの醍醐味「対話」を深めるのであった。
<文責:レイク>
午前10時、福岡市東区のとある一軒家とも思えるコンポストに囲まれたLFCさんの事務所に集合。
LFCとは、そう、ローカルフードサイクリング株式会社(Local Food Cycling)さんの略である。代表取締役は、この日の講師たいら由以子さんだ。
午前中、各班の予習発表を終えた後、たいらさんのお話を伺った。
お父様の体調不良をきっかけに食を変えることとなったというたいらさん。実際に食事を変えるようになった後に食の重要性に気づいたという。彼女の人生の変遷は、コンポストの進化そのもののように感じた。現在、我々が完成形として見ているLFCコンポストが現在の形になるまでの変遷を知り、心を動かされた。ちなみに、LFCの事務所にはあちらこちらに素敵なイラストと前向きな言葉がペイントされていたが、どれもたいらさんの手書きということだ。
団欒を楽しみつつパパッと昼食を終えた私たちは和白干潟へ移動。この日のメインイベントの一つ、和白干潟での海藻集めのためだ。数十分の時間制限の中で、福岡市の燃えるゴミ「中」くらいの大きさの袋2つ分に目一杯海藻を詰めるというミッションを課せられたLAP 6期生たち。海藻を入れても入れても中々埋まらない。なぜなら海藻は水分を多く含み、袋を踏みつぶせば海水が抜けるため質量が少なくなるからだ。ちなみにほとんど会話をせずただひたすら黙々と海藻を集めていた私は結構本気だったのに両袋とも半分ちょっとしか入れることができなかった…果たして2袋とも満タンに詰めることができた受講生はどのくらいいたのだろうか。
和白干潟で強めの風に吹かれながら楽しく肉体労働をした私たちは、続いてメインイベントその二・コンポスト作成のためにLFCの畑コミュニティガーデンへ移動した。コンポストは草→米ぬか→海藻(→混ぜる)、草→米ぬか→海藻(→混ぜる)、草→米ぬか→海藻(→混ぜる)etc…と、3・4層くらい重なるまで繰り返した。半年ほどでアオサが分解され、栄養豊かな土になるそうだ。その後チームに分かれ、LAP6期生によるコンポストBOXを3つ作成した後、暖かな夕日と穏やかな風の中で本日のリフレクションを行なった。「アオサが栄養の豊かさにつながるんだ!」「自分たちが日々出しているゴミの種類や量を意識したことなかった」「コンポストってこんなに楽しいんだ!」など、皆それぞれにコンポストの魅力を感じているようだった。循環型社会という理想の実現の一方で、日々大量のゴミの排出に違和感すら覚えにくいという現実…。この日得た発見と実際にコンポストを混ぜるときの気持ちよさ、これらをどうこの後の生活に活かし、持続させるかが頭を悩ませた。18時ごろの解散までLAP6期生たちは、ご多忙の中私たちを歓迎してくださったたいらさん、循生研のアイドルお母さまたちと、LAPの醍醐味「対話」を深めるのであった。
<文責:レイク>