LONDAMを通して伝えたいこと

LONDAMが目指す姿は学生団体の延長ではなく、社会に大きなインパクトとメッセージを伝えていくこと一つのメディアである

LONDAMが届けるメッセージには、大きな軸が二つある。
①新して、面白く、独自性のある情報であること
②その情報が社会にとって有益であること

一つの記事や企画、特集で伝えたいメッセージが、新しくて独自性があること。これをLONDAMでは大切にしている。
また、他媒体と同じメッセージ性のある記事であっても、その帰結にたどり着くまでのプロセス、つまり数式の部分で、「何にフォーカスし、どういう文脈で伝えるか」に趣向を凝らすことで、独自性のある記事を届けていきたい。



そして最も大切なのは、それが社会にとって意味のある情報なのかどうかだ。

LONDAMで活動するエディターのそれぞれには、これからの社会がこうあってほしいというメッセージと、現代に対する課題意識がある。
その課題の解決、つまり自分たちが理想とする世界の実現に向けて、メディアとしてアクションを起こしてきたい。
「新しいなにか知る」という体験を提供し続けていくことで、もっと他者と手を取り合って、多様性を認め合える社会を創りたいと思う。


私個人として最も関心があるのは、ジャーナリズムと地球環境のこと。
ブログではなくメディアとして情報を発信する以上、そこには責任が求められるはずだ。
しかし情報の錯綜する現代においては、媒体の大小に関わらず、正しい情報を発信するメディアは決して多くない。テレビも、雑誌も、webメディアにしても、スポンサーの存在が見え隠れする、表層的で薄っぺらいジャーナリズムがこの国には蔓延っている。

そして、その情報こそがすべてだと思い込んでいる人は多い。
「日本の常識は世界の非常識」という言葉は有名だが、これは実際に世界に飛び出した経験のある人にしか分からないであろう本質を捉えているように感じる。

この言葉の意味を身を以て体感した私にとって、日本の社会で起こっていることは決して見過ごすことのできない事態である。

日本に蔓延るそうした情報のみを、当たり前のように信じる多くの人たちにとって、今世界で起きていること、とりわけ環境問題や多様性を認めあう人権の議論などは、全く自分に関係のないことである。

しかしながら、少し世界を見渡せば、その異常さに気付かされるはずである。そして、気付いた人から変わらなければならない。

「当たり前の外にある、世界で起きていること」
それに若者が目を向けられるように、LONDAMはポップにキャッチーに、そうした情報を届けていきたい。
それは、これからの社会に生きるうえでスダンダードに持った方が良い思考だと思うし、ビジネスにしても地球環境や人権に配慮したものがスタンダードになる優しい世界になってほしいから。

「素敵な人生は、知ることから」

自分にとっての素敵な人生が、誰かにとっての素敵な人生を創り上げるような、この地球にあるすべての命が共生できる世界を、目指していきたい。