こんにちは。
今回私は、コロナウイルスで外出自粛中の今、私が出来ることについて考えたいと思います。
昨年チャレンジしたこと
「めぐこ」の日本での活動の中に「バザー」というものがあります。バザーではインドやフィリピンの雑貨などを大学内で販売しており、その収益を支援金の一部として送金しています。
昨年私は「めぐこ」の1年目として、バザーの運営の仕事に取り組みました。
バザーという活動は私が入学する何年も前から行われていためぐこの主要活動の一つで、今まで積み上げてきた歴史がたくさんあります。そのため、先輩から教わったことを実行すれば自然とバザーの運営は遂行できていました。
そんな私は当初、「バザーを運営すること」を自分の仕事だと考えていました。ですが、ある日のミーティングで自分の教育支援に対する思いを見つめ直したとき、自分が当初やりたかったことと当時めぐこ内でやっていた「バザー運営」という仕事の差を感じ、このまま活動を続けていていいのかと葛藤しました。
この問題については何日間も考えました。
ですが、なんとなく同期と会話しているうちに、「自分がバザーと教育支援の間に大きな隔たりがある」と考えているだけで、考え方を変えれば「バザーの運営=教育支援」と考えることも出来る!と思うようになりました。
これはどういうことかというと、いつもそつなくこなしているバザーの運営も、自分の頑張り次第で支援金を増やすことが可能ですし、そうした頑張りが直接支援に繋がっているんだと考えるようになったのです。
そこからの活動は格段に充実しました。
今までのようにバザーを繰り返すだけでなく、どうしたらバザーにたくさんの人が来てもらえるのかをみんなと時間をかけて考え、それをひたすら実行に移しました。バザーの回数を増やしてみたり、装飾に凝って人目を集めようとしたり。
失敗はたくさんしましたし、その分他のメンバーには迷惑をかけてしまったかもしれません。でもそんなときに優しい同期と頼れる先輩、陰ながら支えてくださる支援者様がいてくださったからこそ、自分なりに活動に打ち込めました。
今できることとは
私の一年間を振り返ってわかったことは、限られた仕事の中でも、考え次第で活動を改善していくことは出来るということです。
今年私は「チャリティーコンサート長」という仕事に挑戦します。
コロナウイルスで外出が出来ず、活動が限られている中でも、頭を動かすことだけは出来ます。自分に与えられた仕事の中でどれだけ支援の一端となれるか!自分に課題を課して楽しみたいです。そしてこれが今自分の出来ることだと考えています。
「めぐこ」は今年で45周年という長い歴史を持ちます。しかし45周年間ずっと同じことを積み重ねてきたのではなく、先輩方が積み重ねてきた改善こそがめぐこの歴史そのもなんじゃないかと思います。
最後にバザーの話に戻りますが、自分に教えてくださったバザーの運営方法も、長年引き継いできたものを先輩が受け継ぎ、そして改善してくれたことだったのかなと、今では思います。ですから今年入ってくる後輩にも自分がやってきたことをさらに改善してほしいなと思います。
(写真は多くの人の目にとまるように陳列されたバザーの商品です。)