こんにちは!
三重高校ダンス部seriousflavorの2年生 水谷百李です! この記事では、私のseriousflavor通称「シリフレ」への思いを書いていこうと思います_✍
わたしとシリフレとの出会い
中学の頃から「高校に行ったらダンス部に入りたい!」と思っていたので、シリフレのことはその頃から知っていました。
そんなときTwitterで「三重高ダンス部がヲタ芸してる」というような内容の投稿を見ました。 見てみるとサイリウムを両手に持ちぐるぐると回しながらキレキレに踊る先輩方がいました。 私は今まで"ただ踊るだけのダンス"ばかりを見てきたので、たった数分の中にストーリーがあって、見ている人を引き込むシリフレのダンスに衝撃を受けました。
そこから私はTwitter、Instagram、YouTubeなどのシリフレアカウントを見つけ出し、片っ端から見ていきました。 私は気づいたら既にシリフレファンの1人になっていました。
シリフレ初の自主公演!
3月10日、私は松阪市のクラギ文化ホールへシリフレの初となる自主公演「涙が目にmany」を見に行きました。
幕が上がると、しょっぱなからのキレキレロックダンスで、一気にシリフレの世界観に入り込んでしまいました。公演が終わったあともしばらくその余韻に浸って、一緒に来ていた母に「あそこのシーン面白かったたよな!」「あのダンスかっこよかった!」などと、話し続けていました。
もうその時の私には、「三重高のダンス部に入る」ということ以外、頭になかったんだと思います。
はやく踊りたい!!!
三重高へ進学し、ついに高校生活がスタートしました! しかし私はそんなことよりも「はやく部活がしたい!」という思いでいっぱいでした。
部活見学が始まると、他の部には目もくれず、校内をダッシュで走っていきたい気持ちを抑えて、ダンス部が活動しているセンタープラザへと向かいました。 部活見学なので踊ることは出来ないけど、憧れの先輩たちが目の前で踊っているのを見るだけで、はやくも「三重高に来てよかった」と感じていました。
誰にも負けたくない🔥
部活が本格的に始まり、基礎から練習が始まりました。 ロックダンスをあまりやったことのない私からすると、基礎練習をするだけで次の日筋肉痛になったり、汗だくになったりと大変で、ついていくので精一杯でした。
そんなある日、私たち1年生にとって初めてのオーディションがありました。 わたしは必死に練習しましたが、思ったような立ち位置ではなく、他の同級生の子たちより後ろで、物凄く悔しかったです。
この頃から「いつか絶対誰にも負けないぐらいに上手くなってやる!」という思いで、より一生懸命に練習するようになりました。
とにかくチャレンジ!
少し経って、今度は全国大会のオーディションが行われることになりました。 受けるのは先輩ばかりで、1年生で受けるのは中学からの経験者である6年制の子達だけでした。 「他の子よりも上手くなるにはこれしかない!」そう思った私は、ロックダンスを始めてたった1ヶ月ほどで無謀な挑戦をしたのでした。 もちろん結果は予想通りで、、、 「次こそは絶対受かってやる!」という思いでまた一生懸命に練習を始めたのでした。
そしてしばらく経って、また別の全国大会のオーディションが行われることになりました。 ところが!その大会は去年私が見た、サイリウムを両手に持ってヲタ芸のように踊っていたあの大会、DCCだったのです!!
私はオーディションの前日まで体がボロボロになるほど練習をしました。 その日はいつもより早くベッドに入ったのですが、「明日上手く踊れなかったらどうしよう」「落ちてしまったらどうしよう」などと考えてしまって、結局眠ったのは午前3時くらいになってしまいました。
そして迎えたオーディション当日。 コンディションとしては最悪と言っていいほどでしたが、順番が近いてくるほど緊張で疲れはどこかへ吹っ飛んでいってしまいました。 再オーディション、再々オーディションを終えてついに合格者発表です。
『もも』
確かにそう聞こえました。 私は最初ポカンとしていましたが、じわじわと実感が湧いてきて、しばらくは本当に嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
追いつけ追い越せ🏃🏻💨
大会練習が始まると、とにかく先輩たちについていくのに必死でした。 休憩時間をけずって練習したり、難しいところは先輩に聞きに行ったりして、少しでも追いつけるように頑張りました。
大会前日の夜まで練習して、みんな文字通り満身創痍でとにかく踊りまくりました。
緊張MAX?DCC本番!
早朝からバスに揺られて、ディズニーシーが目の前にある、会場の舞浜アンフィシアターへと向かいました。 バスから降りてすぐのリハーサル。 私はそこで小道具を置く位置を間違えてしまいました。 私のせいで先輩たちは小道具を受け取り損ね、リハーサルは上手くいきませんでした。 先輩たちは誰も私を責めることなく、「本番頑張ろ!」と優しく声をかけてくれて、私は申し訳なさでいっぱいになりました。 「また間違えたら、、、」などという不安が私の頭いっぱいに広がって、気づいたらそればかり考えていました。
出番直前の円陣をして、先輩や先生、同級生の友人たちとハイタッチをして「頑張ろう!」「大丈夫やで!」と声をかけてもらううちに、今私がするべきことは心配することじゃない!となんとか切り替えることができました。 「とにかく全力で思い切りやり切ってやろう!」 ただこのことだけを考えるようにしていました。
『三重高校!テーマ 忍者』
アナウンスが響き、聞き慣れた音楽が流れます。 小道具もミスなく設置出来ました。 あとはただ、思い切り踊るだけ!
踊っていた時の思いは「楽しい」だけでした。
しかし点数はあまりいいものではなく、自分たちの頑張りを結果として出すことが出来なかったのは悔しかったです。
まだまだこれから🚀
そこからまた全国大会に出たり、色々なイベントに出演したりとたくさんのことがありました。
「シリフレがあるから今の自分がいる」 そう思えるほどに私にとってシリフレは大切で、大好きな、自分が自分らしく居れる家みたいな場所です。
今まで生きてきた中で1番と言っていいほど、本当にたくさんの色々な経験をした1年間でした。
『諦めたらそこで試合終了』
言わずと知れたSLAMDUNKの安西先生の名台詞ですが、私はまさにその通りだなと思います。 「どうせできない」「失敗するだけ」 諦めることは誰にでも簡単にできます。 大事なのは失敗を怖がることではなく、常に挑戦し続けること。 私はこの1年でこのことを学びました。
現在コロナウイルスの影響で、部活は出来ていませんが、だからといって何もしない訳にはいきません! シリフレのために!自分のために! これからも挑戦と努力を続けていきます💪
ありがとうございました🙇