小さなことができない団体は、大きなことを成し遂げられない。

みなさん、こんにちは。

はやいもので、前回の投稿から3か月が経ちました。すっかり秋めいてきましたね。

https://pando.life/ngoaoi/article/34247

引退まで残り4ヶ月-「終わりと始まり」

Aina
静岡学生NGOあおい


まずは、Pando運営・学生団体総選挙担当のみなさまへ

静岡学生NGOあおいは、みなさまのおかげで学生団体総選挙一次審査を通過することができました。運営や担当のみなさまにおかれましては、コロナ禍で例年通りの運営ができず、大変ご苦労なさったのではと推察します。
今年度も、こういった学生が思いを発信できる場を設けていただき大変ありがたく思います。団体を代表して、心より感謝申し上げます。


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さて、久しぶりの投稿です。ここから二次審査本番の12月5日まで「静岡学生NGOあおいにかける想い」、「学生団体総選挙にかける想い」についてメンバーと一緒に熱く語りたいと思います。


今日のテーマは、「小さなことができない団体は、大きなことを成し遂げられない。」です。


突然ですが、みなさんが団体で大切にしている価値観はありますか?


私たちはよく、話し合いの前にグランドルールという「話し合いで全員が大切にすること」を共有してから話し合いに入ります。私たちが使う例として、「人の意見を否定から入らない」、「相手を尊重する」、「人の話は最後まで聞く」があります。要するに、「相手への思いやりを忘れずに自分の意見を言おう」ということです。

でも、グランドルールが守れないときもあるんですよね。話し合いに熱が入るとき、目の前の仕事で一杯で周囲を考える余裕がなくなるとき。視野がだんだん狭くなり、周囲が見えなくなるときにルールを守ることができなくなってしまいます。

わたし自身、これは何度も経験したためよくわかるのですが、思いやりが欠けてしまうときって、「自分の言うことが一番正しい」、「自分が一番がんばっている」と完全に自己を正当化してしまうんです。だから、周囲の言うことに耳を持てなくなってしまうんですよね。

でも、よく考えると、団体は仲間の助けなしで活動することは絶対にできないんです。自分一人でできることなんてたかがしれてます。それでも、「自分一人でもできる!」と思う方は一度、一人でやってみたらいいと思います。でも、これだけは約束できます。


一人だけで見る景色よりも、仲間と一緒に見る景色のほうが何十倍も美しく、感動します。

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団体は、一人ではなにもできません。だからこそ仲間への思いやりを絶対に忘れてはいけない。仲間を思いやる「小さなこと」ができない団体に、なにか偉業など「大きなこと」を成し遂げることはできないと私は思います。

静岡学生NGOあおいは、小さなことから大切にしたい。団体の仲間を思いやることができない人間に、カンボジアという遠い国の子どもたちを思いやる活動なんてできません。カンボジアの子どもたちに失礼です。


最後に。


''早く着きたいなら、ひとりで行け。         遠くまで行きたいなら、みんなで行け。''                             (アフリカのことわざ)


この記事をお読みいただきありがとうございました。引き続き、静岡学生NGOあおいの他のチームメンバーの記事もご覧いただけたら幸いです。