今回は当会の学校建設プロジェクトの内容について、述べさせていただきます。
当会は、2007年11月から学校建設プロジェクトを発足し現在までに2つの学校の校舎建設と1つの学校の校舎改築を行って参りました。最初に学校建設を行ったのは、カンボジアバッタンバン州にあるロムチェック村です
。本プロジェクトが発足した2007年に現地ニーズ収集担当のNGO団体BFDから学校建設のニーズを調査報告としていただきました。そして、BFDから提出された情報を基にロムチェック村を小学校建設候補地として決定致しました。
その後、学校建設費用を調達すべく大和ハウス工業株式会社様に対して、企業提携という形で提携案を提出致しました。当会と大和ハウス工業株式会社様との協議の末、2008年3月に大和ハウス工業CSR活動の一環として、4万2400ドルの寄付を頂き「ハッピーハグロムチェック小学校」の建設を開始することができました。
当該小学校は、2009年1月に完成し開校式を行い、現在でもロムチェック村の重要な教育の場として運営されております。
ロムチェック小学校建設の翌年、2010年に学校建設プロジェクト2校目の建設を決めました。
教育施設を必要としている地域を模索するために、再度現地のNGO団体BFDと連携し、カンボジアバッタンバン州のを調査しました。
その結果、トゥルコキ村に中学校がないことが判明し、トゥルコキ中学校の新規建設候補地として決定致しました。同時に、1校目建設時の提携先である大和ハウス工業株式会社様に対して提携を提案させて頂き、1年間の協議を重ねた末、再度CSR活動の一環として支援して頂けることとなりました。
その後、トゥルコキ中学校は2011年6月に建設に着手し2012年2月に建設完了、開校式が行われました。こちらの中学校も現在運営されております。