2011年のトゥルコキ中学校建設中、3校目の建設候補地の模索を行っておりました。3校目の建設においては、現地ニーズを検討したところ新規建設ではなく改築が求められました。
そのため、2012年に改築候補地としてあげられたコットム村のコットム小学校を改築候補地として決定しました。そして、支援を行うために資金調達を始めました。3校目の改築資金の調達は、これまでの2校の建設のように、大和ハウス工業株式会社様との企業提携ではなく、募金や寄付金、クラウドファンディングを行うことで費用を捻出する方針と致しました。
その後、建設費用の確保を始めてから3年間で必要な建設資金を調達することに成功し、2015年に建設を開始し、2016年には改築完了、開校を行いました。コットム小学校も現在運営されております。
これらの建設に加えて、それぞれの学校に対しての事後支援も現在まで継続的に行っております。
2015年にロムチェック小学校にサクラの木の植林や鉄柵の設置、翌年2016年には校舎の門を建設いたしました。また、2018年には子供たちに持続的に水を供給できるように水タンクの建設を行いました。また、2019年よりバッタンバン州にあるキリーサラカウ小学校に対して、衛生面の支援を開始しました。
最初の支援として、手洗い場の建設をし子供たちが手洗いを毎日することができる環境を整えました。これら以外にも、当会は学校の持続可能な発展を支援しております。
現在は、大和ハウス工業株式会社様の関連会社である大和ライフネクスト様と連携し、毎年2回行うカンボジア渡航の際に寄贈する文房具をご支援頂いております。
また、都内の小学校の生徒たちからカンボジアに送る文房具の寄付を募り、日本とカンボジアの小学校をつなげる活動も行っております。
現地では、当会が建設、支援させていただいている学校の教員やカンボジアバッタンバン州教育省省長とミーティングを行い、さらに良い支援法補を日々模索しております。