皆さんこんにちは。
Vent arrière月曜担当の白川です。
6月に入り急に暑くなってきましたね。私の地元でも30度を超える日があり夏が来たなという実感がわいてきました。
さて、突然ですが皆さんに質問です。
「あなたは英語が出来ますか?」
この質問に対して皆さんはどう答えますか?もちろん自信を持って「はい」と答えることが出来る人も大勢いると思います。あるいは中学、高校の授業でやったくらいであまり出来ないという人もいると思います。では、質問を少し変えます。
「あなたは学生の頃英語が好きでしたか?」
私が思うにあまり多くに人が「はい」とはっきり答えないのではないかと思います。今日はそれがなぜなのか、また日本人が英語に抵抗を持つのはなぜかということを私なりに書いていきたいと思います。
皆さんには好きな教科というのがそれぞれにあると思います。私は圧倒的に体育の授業が好きです。体育は好きな教科ランキングでも常に上位に入ってくると思いますので、私と同じ意見の人も多くいるのではないでしょうか。では、なぜ同じ教育科目という分野の中で好き嫌いの大きな差が出てくるのか。それはズバリ、好きな教科は学問として捉えていないからです。こんなこと言ったら世の体育の先生方に怒られるかもしれませんが、おそらく学生時代に体育を学問として捉えていた人はあまりいないのではないかと思います。体育に限らず、好きな教科は自分がそれをやっていて楽しいから好きなのであって、あまり勉強しているという感覚にはなっていなかったと思います。
逆に言えば英語は学問として捉えていたため、嫌いになる人も多く英語が出来ないという人が多くいるのだと思います。ですが、それって少し不思議だと思いませんか?英語が母国語でない国は日本だけではないですよね。同じように学校で英語を勉強する国は多くありますし、むしろ英語が母国語ではない国の方が多いはずです。ではなぜ、海外の人は同じように勉強している英語をあんなに使いこなせるのでしょう?
それは教育方法が大きく違うからです。日本では文法や長文読解、作文などを中心にやってきたと思います。これはいわば、大学入試などの試験に合格することが大きな目的とされているからです。しかし他の国では話すことを中心にやっています。つまりコミュニケーションツールの取得というような目的が大きいと私は思います。この違いが如実に現れた出来事が私の留学中にフランス語でも起こりました。前半のコミュニケーションのパートではダメダメだった日本人学生が、後半の文法パートでは完璧にタスクをこなしていったのです。その時、他の留学生がとても不思議そうな顔で見ていたのをよく覚えています。逆に、前半得意げにコミュニケーションを取っていた他の留学生はそのタスクに手こずっていました。
このことからもわかるように、文法やライティングに強い日本人とスピーキングに強い他の留学生というはっきりとした違いがあるのです。英語をコミュニケーションツールとして考える場合、やはり必要になってくるのはスピーキングやリスニング能力です。そうすると必然的に学校で話すことを中心にやっている海外の人の方が英語でコミュニケーションを取ることが容易になってくる訳です。せっかく勉強したのに、実際に使えないとやはり嫌にもなります。そうして英語から遠ざかっていく日本人が多くなっていくのではないかと思います。
では、どうやったら英語が好きになるのか。来週はそれを書いていきたいと思います。
ではまた来週✋
非常に面白い題材ですね!実体験も交えてありすごく読みやすかったです👍ちなみに私の中学の時の英語の先生は、都内の英語教師が定期的に勉強にくるぐらい有名な先生で、英語のための教室があるような所でしたが、私は英語が全くダメです(笑)
コメントありがとうございます。
私もこんなこと書いていますが、周りに比べたらまだまだです。
ちなみに、その先生は英語の学習法についてなにかおっしゃっていましたか?
もしよろしければお答えいただきたいです。
あれだけ印象深い授業だったのに、今考えれば学習法は特に教わっていない気がしますね(・_・;
大した回答が出来ずにすみません。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
とんでもないです。なかなか学習法まで細かく教えてくれる先生も少ないですもんね。
ありがとうございます。
次回の記事も楽しみにしています(・ω・)ノ