皆さんこんにちは。
Vent arrière月曜担当の白川です。
突然ですが、皆さんは趣味や好きな娯楽などはありますか?世の中には非常に多くの遊びや娯楽があるので何かしら好きなものがあると思います。そこで今回は世界の遊びの中から一つを取り上げたいと思います。
今回取り上げるものは「麻雀」です。(今までヨーロッパに目を向けていたのに、急にアジアになりましたがなにも異文化はヨーロッパだけではありませんよ。)一度は聞いたことや見たことがあると思いますが、なんだか難しそうなイメージを持っている人が多いと思います。しかしながらアジア全体で3億人以上もの参加人数を誇るメジャーなゲームなのです。ではなぜ今回麻雀を取り上げるのか。それは紛れもなく私が今ハマっているからです(笑)。スマホゲームでやっているのですが、そういえば麻雀の歴史や起源を知らないなと思い気になったので今回調べてみようと思いました。
そもそも麻雀とはどんなゲームなのか、簡単に説明しておきます。麻雀は4人で卓を囲み、136枚あまりの牌(ハイ)を順番に引いていき、三枚組の面子(メンツ)を4つと二枚組の対子(トイツ)を1つの計14枚で構成される役を作っていくゲームです。その役によって点数が変動していき最終的な持ち点で順位が付きます。わかりづらいという人はドンジャラを想像すればよりわかりやすいと思います。
そんな麻雀ですが起源は中国で千年以上の歴史を持つ紙牌(マーチャオ)というものが始まりであります。それが清朝末期(150年以上前)に浙江省寧波(ニンポウ)という港町で現在の麻雀の形になったといわれています。その頃の中国は長い鎖国から徐々に開国に向かいつつあり、寧波や上海には多くの外国人が駐留していました。ですのでそれらの外国人を通じて世界に麻雀が広まっていきました。それから1919年に欧米向けに麻雀牌の輸出を始めたのをきっかけに1920年頃から世界中で流行しました。日本でも同じ頃に菊池寛などの文化人やジャーナリストたちが熱中し、彼らの書籍や写真などを通じて広まっていきました。
麻雀の歴史をざっと説明しましたが、最後に皆さんにもっと麻雀を身近に感じてもらえるように麻雀由来の言葉を紹介して終わりたいと思います。
テンパる:あと1つ牌がそろえば上がれる状態を指す「聴牌」(テンパイ)から。もともとは「準備が整った状態」や「余裕を持って対応出来る状態」が転じて「切羽詰まる」に。
メンツ:先ほども少し説明したが3つでひと揃いの牌の組み合わせや、一緒に麻雀を打つメンバーを指す面子(メンツ)から。
アンパイ:捨てても相手に上がられない安全牌(アンゼンパイ)から。「益も害もないこと」という意味で使われている。
他にもチョンボやリーチ、連チャンなどがありますが、よく使うものを今回は説明しました。
麻雀に少しでも興味を持っていただけましたか?難しそうと思っても実際やってみると意外と簡単にできたり上がったときの気持ちよさにハマってしまうと思います。アプリなどでも簡単にできるので是非やってみてください。
ではまた来週✋