オーストラリアの今

皆さんこんにちは
金曜日担当の中田です。

今週のテーマは
「コロナ渦の中、世界各国の感染状況はどうか?・どのような感染対策をしているか?」
です。 メンバーがいろいろな国を調べていて、自分が調べたい国が絞られています(笑)
そこで、私はオーストラリアについて書きたいと思います。

理由は二つあります。
・オーストラリアの感染者は世界的に見て少ないから
・オーストラリアは南半球で、北半球と季節が違うのでこれから冬に向かう日本ではどのような事態が起こるのかを知っておくべきだと思ったから

現在のオーストラリア
感染者数は、22,358人
死亡者が361人
回復者は12,996人
見てもわかるように、感染者数や死亡者の数が少ないことがわかります。
現在、南半球は冬に向かう最中で夏に比べ、どうしてもウイルスが蔓延してしまう時期です。その中で、感染者数を抑え込めることができたのはどうしてだろうか??

理由は大きく分けて二つあります。
・国の感染対策処置をとるスピードが速かった
・国民の意識の差


・国の感染対策処置をとるスピードが速かった
3月23日(オーストラリアは夏)に政府から48時間の「商業施設閉鎖宣言」が出されました。
そして48時間後の3月25日、本格的な「ロックダウン」が開始され、
食料品の買い出し等の外出を除き、不要不急の外出の自粛が呼びかけられました。
さらに30日からは新たに、70歳以上の高齢者と疾患を持つ60歳以上の方への自宅での「自主隔離要請」と、屋内外を含めた家族以外の人との3人以上の「集会禁止」の追加発表がありました。
そして4月3日以降、VIC(ビクトリア)州、NSW(ニューサウスウェールズ)州、
首都特別地域を除く州で「入州規制」が出されています。
といったように、感染拡大を防ぐためにいち早く対策をとっていたことがわかります。
これらによって、感染拡大を防いできたのではないかと考えることができます。
今現在では、規制緩和を発表し、少しずつ経済活動を推進しています。
自己破産するお店も出ていますが、まずは国民の命を最優先に動いていると感じました。

・国民の意識の差
現在の日本ではみんなが元の生活に戻れると考え、人が集まるような場所に行きその結果感染してしまうといったケースが見受けられるが、オーストラリアでは感染しないためにも普段はあまりマスクをしないオーストラリアの方がマスクを着用していたり、
アルコールの除菌(殺菌)ジェルを携帯していたり、
周囲の人とも距離を取ろうという意識が自然に見られるそうです。
 


以上のことから、国によって、感染対策は違いますが一人一人の意識に関しては同じだと思います。
今、日本は夏でウイルスの蔓延が多少なりとも抑えられていると感じますが、気温が下がってくるこれからが本当の戦いではないかと思います。自分で考え、行動する力を各個人で身につけなければならないと思います。
元通りの生活というよりは、新しい生活に着目して今後も行動するべきではないかと思いました。


来週のテーマに関しましては、明日に発表したいと思います。
ありがとうございました。

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