海外の公衆トイレは○○

 皆さんこんにちは。
 Vent arrière月曜担当の白川です。

 今週のテーマは「世界の習慣」ということで、私が留学中に実際に体験して驚いた事について書いていこうと思います。

 タイトルにもあるように海外の公衆トイレについてです。○○の部分には漢字二文字が入るのですが、なにかわかりましたか?

 いろいろな言葉が当てはまるかもしれませんが、今回は「有料」の二文字を当てはめて話を進めていきたいと思います。有名な話かもしれませんが、海外では公衆トイレが有料のところが多くあります。ドイツやイタリア、イギリスなどヨーロッパの国では100~200円ほどの料金がかかります。留学していたフランスでも例外ではなく、デパートのようなところでトイレに行こうとしたら、駅の改札のような機械があり、お金を払わないと入れないような仕組みになっていました(びっくりして結局そこでは入りませんでした💦)。
 アメリカやインドネシア、中国、オーストラリアなどの国では、日本と同じように無料で利用できますが、やはりチップが必要になります。

 ではなぜ公衆トイレが有料なのでしょうか?それは水道代やペーパー代、清掃などの維持費を得なければならないからです。先ほど例に挙げたような国々では、得た利用料を使って公衆トイレを維持しています。では無料の日本は維持費をどうしているのか?日本では市区町村の税金を使ったり、管理事務局が維持費を出して保っています。
 また、近年では防犯という意味も込めて有料化しているところもあります。トイレの個室は密室であるため、犯罪が起きても気づかれにくいです。そのような危険な場所を有料にすることによって防犯につながるようにしているそうです。この点においても、世界的にみて治安の良い日本ではそのような心配が少なく、安心して利用できることが無料である理由の一つにもなります。

 普段何気なく利用している公衆トイレですが、治安の良い日本だからこそあれだけ清潔に保たれ、ウォシュレットなどの設備が整っているのですね。旅行などで海外へ行ったときでも「日本では当たり前なのに」ということが多くあると思いますが、逆に言えばその土地ではそれが当たり前です。海外へ行くときはそのような事も調べていかなければいけませんね。
 ではまた来週✋

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