ぱらせんのつぶやき ―お知らせ&学習の道しるべ―
<学生たちの成長の証TSB編>
2022年度の学生たちが、ようやく記事を投稿し始めました!!
せっかくなので、指導の近況と学生記事についてコメントしてみます(^^♪
■■■そもそも、藤原はどのような仕事をしているの??■■■
TSBの課外学習(オフィスアワーみんな時間)では、社会福祉の理念や概念に基づいたキャリア教育の展開を行っています。
進路活動実践演習的な立ち位置で学習活動の場を設定し、
主に「キャリア再考」「進路活動の基礎・応用実践」「進路活動から学ぶ汎用的スキルの会得」を目標にした、
個の状況にあわせた「テーマ別学習」に取り組みます。
就職活動にとらわれない「ライフキャリアの検討に対するアプローチ」とでも言えば、わかりやすいかもしれません。
オフィスアワーには、はじめのうちは個別に来室しますが、
大体の場合が共通する課題を持っていますので、さり気に集団来室を促し、
私自身にも優しい環境をつくります。
(本音→進路指導担当教員として約180名が最終的な責任対応の学生ですので、
さすがにすべて個別対応というのは、実は現実的ではないし、大変なんですwww)
初回面談を終えたのち、
学生が持ち合わせる思い込みを説いて、進路選択決定の本質に迫った進路活動の実践を後押しし、
学生自身がキャリア形成における目標を設定したうえで、
進路活動も学習活動も主体的に行動できるように促しています。
ときに自己の課題ではなかったものが突如課題に変化する苦も体験させながら、
自分のキャリアを切り拓くに必要な体験学習をできるように、工夫した集団形成をしています。
■■■学生記事ってなに??■■■
オフィスアワーに来る学生たちが、自分のすきま時間でも学習体験ができるように、教員と学生の情報共有を目的として「Pando(運営:株式会社クインテット)」を活用しています。
Pandoを通じて、学習活動のリフレクションや学習課題の小レポートを記事投稿し、
自己の考えの共有やメンバー同士のコミュニケーション促進を図りながら
学習の記録を蓄積しています。
学生記事は、「学生の学びと成長の証」そのものです!!
この1年半、なかなかグループ形成が軌道にのらず、学習意欲も継続されないところではありましたが、
2022年度の学生たちが、ようやく記事を投稿し始めました。
自分たちで学習環境を創り上げる意味を見出し、
課外学習を主体的に実施しようとしている様子です。
学生たちの学習の記録は、「記事」のアイコンをクリックすると探しやすくなります。
他のページとして設定しているゼミのページにも、学生たちの記事があります。
https://pando.life/paraseminarnl2021
学生自主企画ゼミナール パラゼミ(藤原ゼミ@TSB)
専門学生が取り組む自主ゼミナールの様子をお届けします♪【アイコン説明】〇ビジョン・・・グループの理念や目指す方向性、活動目的〇マインド・・・グループの行動指針や活動方針〇活動・・・各チームの活動紹介〇ブログ・・・活動記録日誌やメンバーの日常の気づきを一般公開。事務連絡等は、限定公開記事で配信。〇イベント・・・組織内予定の出欠確認ページ(今のところ、一般公開でのイベントは予定していませんm(__)m)〇問い合わせ・・・現在、対応していません。
*ゼミは、学生たちの学生たちによる学生のための「自主ゼミナール」です。
オフィスアワーに来ていた学生たちが、自分たちの意思によって、自分たちなりの学習を創り出すために、
先輩たちから受け継がれてきました。
学びが自分の成長のカギになると気づいた学生たちが、
学生同士の関係性の中からいつのまにかゼミに移っていきます。
ぜひ、いまを生きる学生たちの声、日常の学びをご覧いただき、
記事を見ている皆さんが何かを考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。
■■■記事を書く意味、読む意味は??■■■
記事を書くことで、内省の時間を設けることができます。それを共有することで、学生たちは孤独感や不安感を払拭し、新たな概念化をしていきます。
そして、自立を意識し始めます。
意識が芽生えたときに進路活動が急加速すること、やる気や自信を取り戻す傾向が強いことについて、
TSBに来て7年でようやくデータがそろい始めました。
記事を読めば読むほど、
人間の発達段階の課題が課題とされる意味も分かってきます。
授業で取り上げる理論の実践的理解にもつながります。
エリクソンの「心理社会的発達理論」とも照らし合わせながら読み込むと、
何か新し発見があるかもしれませ!!
生きた教材として、学習の参考にもしてみてください🎵
●職業訓練生、補助者勤務で社会福祉系科目を受講しているみなさんへ
現役生の記事には、教科書に関連する事例がたくさん存在してきます。学生の記事を読んで、まずは自分たちより下の世代の生活を覗くところから勉強にしてみませんか?
●現役生のみなさんへ
気づきが学びを深くする!!授業では、コルブの「経験学習サイクル」に触れることがありますが、
記事を読んでみると経験学習の意味や効果がわかりやすくなると思います。