日記からの気づき

​最近の習慣は日記を書くことだ。
​なぜ日記を始めたかというと面白そうだから。この一言に尽きる。

日記を書く上で2つのルールがある。
1:自分以外の人に絶対に見せない。
2:自分が思っているそのままの言葉を出す。

この2つがルールだ。

​この日記はその時の自分そのものを映すノートにしたかった。だから人に褒めて貰うために、人に共感して貰うために書くわけではない。汚い表現になってしまってもその時の自分そのものであるならばそれで良いと思っている。

​内容は様々、その日の出来事や考えていたこと、納得いかなかったこと、上手くいったこと。言われて嬉しかった言葉、言われて腹が立った言葉。などなど。

日記を書き始めて約1ヶ月。
面白そうだからという理由で始めた日記からとても気づきを得ている。

まず書いていて感じたのは何も無い日など無かったということ。
​朝起きて学校行ってバイト行って映画見て寝る。というイベントや予定がある日と比べたら、平凡である1日をこれまでは何も無い日だと思っていた。
しかし日記を書くことで、そういえば学校でこんな会話したな、このとき本当はこう思っていたんだよな。とか、そういえばバイト中こんなことあったな、もっとこうしとけば良かったのかな。と振り返ることが出来る。そうして見た時に、同じ会話同じ出来事なんていう日など無いということ、1日の中で些細なことでも自分は無意識に選択をしているということに気がついた。当たり前なことではあるが、日記を書かないとこの気づきはなかったと思う。

そして日記を書いていくことで自分の成長を目で見ることが出来る。
​納得いっていなかった出来事を書くとき、書き始めの頃は誰かに愚痴るようにひたすらにそのときの自分の感情をノートにぶつけていただけだった。しかし最近では自分の感情を書いた後、今冷静になってその状況を俯瞰して見た時に自分も本当にそれは適切だったのか、相手の考えはどうだったのかと考えるようになった。

だが、この事柄を書いてる今も成長であると思う。
ただ愚痴るだけだった最初の頃と俯瞰して見るようになった最近とで自分は変わったんだと気づけたことを。

​このように今の自分が1ヶ月前の日記を見て成長したなと思うように、今日書いた日記を見たいつかの自分が成長したなと思う日が来ると思うとこれまた不思議な感覚になる。
そしてこのパンドゥを読んだいつかの自分が成長したなとなれるようになれたらいいな。

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