学生と社会人の違い

就職先でいただいた作文課題の[学生と社会人の違い]について自分の考えていきたいと思います。

管理
学生は学校により時間割が存在します、何曜日のこの時間にあの授業があるというのが指定されています。勉強に集中するために私たちのスケジュール管理を先生、学校に任せている状態だと言えるのです。また、授業で遅刻や欠席をすると授業料はもったい無いというくらいに自分にしかマイナスは働きません。体調管理は大切ですが一日、二日の欠席では影響は無いと考えられます。
社会人は自分のスケジュールは自分で管理します。会社に先生はいないので1日の予定全てを自分で組む必要があるのです、チームで取り組む仕事の場合は予定より遅れることがあれば自分1人せいでチーム全体を巻き込んでしまうことになります。IT業界のシステムエンジニアの業務内容で言えば、顧客から要求か仕様を決定しチームの指揮を取ります。まとめ役の人間が仕事が成り立たない訳ですから休むことができません、スケジュール管理もですが、体調を崩してしまっては元も子もありません。ですので体調管理も大切なのです。基本業務と予定を考えるスケジュール管理と業務を休むことができない体調管理の管理という面で学生よりシビアだと感じました。

責任
社会人は大きな責任があります。
会社は多くの社員が一つとなって働き、作り上げていきます。それに伴って社員一人に対する重要度が高いです、一人の欠員があると納期に間に合わなかったり、プロジェクトが予定通り進まないということが起こってしまいます。仮に納期に間に合ったとしても、その他のメンバーに負担をかけてしまうので体調管理をする責任があります。
会社のデータ漏洩や会社のお金に関する管理ミス、クライアントやお客様など社外に対する責任もあります。ミスをした自分一人が罰則を受ければ済むものであればまだ、良いほうですが会社全体に悪影響を与えてしまう場合があるので、お仕事をきっちりこなす責任もあります。
新卒の場合、新人研修をこなしてから現場入りすることが基本です。現場で働くことのできない研修中からも給与は発生します、これから会社の一員として頑張ってもらおうと多くのお金や指導者の方が時間を使ってくれている期待に応える責任があると考えます。

学生は責任を強く感じてないです。
アルバイトをする場合責任は社会人ほど大きく感じていません。
例えば飲食アルバイトで1人が欠員した場合でもまわりの仲間が協力してその日を乗り越えられます。実際、私も高校生の時に冬休みのアルバイトでインフルエンザにかかってしまい1週間休みをいただいた時がありました。残り3日間ほど出勤が残っていましたが、休みの連絡をした次の日には変わりの従業員が見つかっていました。アルバイトは多くの従業員が在籍しているかつ変わりがいます。休むことはいけない事で多少具合が悪くてもバイトなんだからいけなければならないという考えが初めて欠勤をしたのがその時にガラリと変わっていきました。それから変わりがいるんだから多少の欠勤は平気なんだと自分自身が学生でアルバイトをしていたときに働く責任を軽く考えてしまっていたと感じています。
業務内容も難しい仕事を任されることは少なく覚えてしまえばすぐできるものばかりです。 アルバイトは労働時間に決まりはなく自分の働きたい時間、働きたい日数を設定することができ、その労働時間に見合ったお金をいただけます。飲食店や販売店のアルバイトではほとんどノルマなどは無く決めた時間が経てば給料がもらえるのでこういったところでも責任を軽んじていた考えられます。
学校生活では同じく学生は大きな責任を取らせれることはなく、むしろ失敗を恐れないで挑戦をしなさいと言われてきました。失敗を許され、失敗をして経験を積むことができるのは社会人に無い学生の強みです。失敗を受け止める、責任を一緒にもってくれる学校という環境挑戦ができる成長の場だと感じ、社会人との責任の差だと考えました。

お給料
社会人は立場によって給料が上がります。
新卒の給与平均は大卒で23万円と言われてます。週休2日、労働時間8時間で23万円を時給換算した場合 4週×5日×8時間÷23万=1437円 時給が1437円になります。東京都のアルバイトの最低賃金は1041円なので1437-1041=396円 約400円ほどお給料が高いです。また社会人にはボーナスが上乗せされ昇進することもありますし、難しい職に就けばそれ相応の給料がもらえます。これは学生がお金を稼ぐ手段と比べ大きな差だと思いました。

将来性
社会人の将来 は縦に長いと思います。
職場によって変わりますが、多くの職場では得られるスキルがあります。職人職や技術職の方は資格や自信に知識が身に付き、営業職の方は営業のスキルがあるので他の営業のお仕事に就いても活かすことができます。こういった後に繋げることができるお仕事が多く存在します、社会人になって仕事をしていくことで職場に依存しない、自分の力を身につけることができ、転職や同じ業種で会社を探す際にも活かすことができます。その会社に長く勤めたり、社内での活躍次第では位の高い役職にしてもらえることができ責任とお給料が大きくなります。業界はハッキリ決まってしまいますが、その現場で働いて経験をしている社会人は学生と比べて段違いにその業界に詳しくなっており上への伸び代が高く縦に長いと考えます。
学生の将来は横に長いと思います。
自分のやりたい事を探す時間、自分の進路に向けて勉強する時間など将来について考える時間と心の余裕が学生にはあります。お仕事をやらなければならない社会人との大きな差です。時間をかければ勉強量で料理人、建築家、SE、学校の先生、何にでもなれると思います。私は元々高校卒業後に就職を考えていました、理由としては家自体あまり余裕のある暮らしでも無く、自分自身もやりたい仕事が明確になかったので就職を考えていました。ですが親や叔母や姉とお話をしてやりたいことが無いなら学生を続けて探しに行ってくればいいと背中を押され進路を進学に変えました。進学して東京スクール・オブ・ビジネスで沢山の同級生と先生にあって、いろいろな事を学び価値観がガラッと変わりました。今ではやりたい仕事の業界に勤めることが決まってあの時選択を変えて良かったと進学という自分では考えになかったことを進めてくれる人がいてくれて良かったと実感しています。自分のやりたい事に時間を使える学生は何にでも伸び代があり横に長いと考えます。

最後に
今回の「社会人と学生の違い」を通して僕が一番感じたのはそれぞれの強みです。
学生は学ぶため、将来を考える為学校に通います。自分のなりたい職業についてのスキル、人間関係、社会でのマナーこれから必要になるであろう事がすべて身につきます。学生であるうちにアルバイトをすれば人との距離感、接し方、お金を得る大変さを学ぶことができます。学べる機会が多いからこそ考えを一つ絞らず広い視野で物事を、多くの選択肢から将来を考えることこれが社会人にはない学生だけの強みだと考えられます。
社会人は自分が行っている仕事があるため、これ以上別のことを考える視野は狭いと思います、ですが自分が行っている仕事があるこそその仕事、業界についてもっと奥深く見ることができます。選択肢が多いほど人は不幸になる「選択のパラドックス」という心理作用があります。これは多くの選択肢からAの選択肢を取ると、実はBの選択が良かったんではないか?と不満を感じてしまう現象のことです。社会人はその業界に入ったら多くの人がその業界内での昇進を考えます、これは選択のパラドックスにとらわれていないためできることだと思います。自分が決めた業界に集中してその道のスペシャリストを目指せるその考え方こそが学生にはない社会人だけの強みだと思います。
学生だから良いことだらけ、社会人だから大変なことだらけでは無いということ、どちらにもメリットデメリットが存在しているだと今回のテーマで改めて感じとることができました。

No Name
2022.02.25

社会人になる人としての自覚がしっかりと芽生えていますね。
あとはどれだけ言動一致させていくかだと思います!!!

とよっしー↑
2022.02.27

コメントありがとうございます。
口で理想を語るだけでは無く、自分の思う社会人に近づけるよう今からやれることを
探して能力向上へつながる生活を入社前から行っていきたいと思います!!

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