リベラジリアーツ ~知について

こんにちは!ラジリア広報です

9月12日(土)に開催したリベラジリアーツの様子をお伝えします。

今回は「知とは何か?」をテーマに、グループに分かれて以下の3つの問いを考えました。

① 人間と動物の違いとは何か?

② 教育はどのように知を作り伝えるか?

③ 知に限界はあるか?

私自身は①の「人間と動物の違いとは何か?」のグループに所属していたので、その模様を書いていこうと思います!

今回は主にGoogle Driveのドキュメントを使用しながら、グループのメンバーとともに与えられた問いについて考えました。次回以降は極力Zoomを通じて話し合うことが検討されていますが、書面でやり取りするというのも、事前によく調べてから発言できるという点でよかったです!非常に勉強になりました。

ということで「人間と動物の違い」についてですが、私のグループでは主に以下の3つの視点から議論が展開されました。

1.どれだけ複雑に物事を考えられるか

時間、神、魂などの抽象概念(?)を認知できるのは人間だけですよね。また人間は学習によって後天的に学ぶこと(言語など)が多いのに対して、動物の場合は遺伝子にプログラムされている部分(例えばサケは産卵のために生まれ育った川に戻ってくるなど)が多い、というのも特徴と考えました。

2.火の使用

人間の場合は複雑な道具を作り、それを使うことができる、というのも特徴ですね。その象徴として火が挙げられました。ギリシャ神話の中にも、プロメテウスが人類に火をもたらしたことについて語られている部分があるそうです。

3. 非合理な行動

動物の場合は「種の存続」というのが大きな目標としてあるのに対し、人間の場合は子をなさなかったり、眠らないという選択肢があるなど、「種の存続」に必ずしも合理的・効率的に動かなくてもいい、という特徴があるような気がしました。しかし、そうした非合理性が何処から発しているのか、というのを考えるのも面白いことでした。

ほかにもオオカミに育てられた少女「アマラとカマラ」、知にまつわる神話、クオリア問題、自殺、アポトーシスなど、議論が良い意味で色んな方向に発散していきました。こうしたテーマを一人で読書・勉強していくのも楽しいですが、皆さんと一緒に議論しながら考えていくのもまた違った面白さがありますね!今後も様々な方のご参加をお待ちしております。

ということで、次回のテーマは「自然とは何か?」の予定です。

参加ご希望の方は「参加希望」と題を付けた上で、下記のメールアドレスまでご連絡をお願いいたします。高校生、大学生、社会人どなたでも歓迎です!

学生団体ラジリア radirea2@gmail.com

以上、ラジリア広報でした!

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