誠意をもって

こんにちは!レアスマイル2年のみずきです!

新入生も入団してくれて、「先輩」という立場になりました。新入生はみんな真面目に真摯に考えてくれる子たちなので、これから一緒に活動していくのが楽しみです!んん〜、これからレアスマイルはどうなっていくんだろう!楽しみ半分不安半分…でもやっぱり楽しみですね!

学生団体レアスマイルは、カンボジアで女子保健教育をしています。

ポルポト政権時代の大虐殺により、お医者さんや学校の先生など知識人が沢山殺されました。その影響で、保健の知識が十分に行き届いていない状態です。エイズの感染率も高く、正しい知識がないぶんエイズ感染者への差別は今なお色濃く残っています。また生理について学校の授業では理科の授業中に習う程度で女の子たち自身生理に関する知識がありません。これは日々の生活に直結する問題です。生理中約1週間、生理痛により学校を休む子どもや、生理が半年きてないもかかわらずどうしたらよいかわからずに放置してしまう子どももいます。このような現実をみると、やはり女子保健の必要性を感じます…

しかし、私たちは国際協力の専門家でもないしまだまだ未熟で無知な大学生です。常に葛藤、葛藤、葛藤の日々です。

私は国際協力はそこで生活する人びとのためにあるべきものだと考えます。私たちは未熟がゆえ盲目的です。いつのまにか、自分の価値観を優先し押し付けたり、目的を個人的なものと取り違えたりしてしまいます。もちろん自分自身の成長も願望も大切なことです。しかしそこで生活する人びとのことを考え抜き寄り添い精一杯お手伝いをしてこそ、そこではじめて真の自分の成長につながります。

私も1年間の活動と学びの中で国際協力についてさまざまなことを知り考え学びました。国際協力は偉そうにするものではありません。一緒に考え一緒に行動することだと思います。潜在的な立場への意識は捨て去るべきです。というよりきちんと話すことで、自然とそのような意識はなくなりました。カンボジアに行ってはっとさせられました。私たちが苦手な臨機応変さをカンボジアの方はもっていたり、活動をしていく中でカンボジアの方々には沢山助けてもらいました。子どもたちも同様に底抜けな純粋さで私たちを受け入れてくれます。私は潜在的に偏見をもっていたのだと気づかされました。国際協力で大事なことは「助けてあげよう」ではなく「一緒に頑張ろう」「お手伝いをさせてください」という姿勢です。レアスマイルに関わる全ての方々にとってほんの少しでもプラスの存在になりたいです。みんなに誠意をもって、活動していきたいです。

自分たちの活動を批判的に見ながら、自分たちの活動は本当にカンボジアの方々のためになっているか、自分たちはなにができるか、変化を恐れずに常に自問自答して進んでいきます!本気でやりたいから。カンボジアの子どものために、自分のために、メンバーのために、レアスマイルに関わってくださるすべての方のために、誠意をもって活動していきます!!

最後まで読んでいただきありがとうございます!