2つのマップ

今年からインターゼミ(学部生、学院生、卒業生が一つのテーマについて論文を作成するゼミ)に所属することになり、初めて学長のお話を、間近で聞く機会がありました。その時におっしゃっていた2つのマップのお話について紹介したいと思います。

①ヒューマンリレーションマップ

 現在の自分の人間関係を描き出す。
 →将来的に、自分が困ったときに本当に頼れる相手を作る。このマップをたくさんの人の名前で埋め尽くせるような人間関係を作る。

②アセットマップ

アセット=資産(資格、特技、能力など)を描き出す。
 →何が自分にできるのか把握する。この人のためにこの資産を使いたい!と思えるような関係作りをする。

来年この2つのマップが何も変わっていない人は成功しない。

自分のことだけを考えるのではなく他者への配慮を忘れないように。

この2つのマップの紹介とともに学長が上記のようにおっしゃっていました。



これらを実際にやってみようと試みるのですが、①の作成が非常に困難で中々先へ進めませんでした。それは、私が今までどんなに仲の良い人でも一線を引いて関わってきたからです。

私は人と深く関わることが苦手です。

人と話すことが嫌いなわけではありません。むしろ好きな方です。ですが、人の顔色や評価を必要以上に気にしてしまうため、人と深く関わることが難しいのです。そのため、悩みがあっても基本的に人には相談せず、自分でどうにかしようと、もがきながら生きてきました。

物心ついた時からそうでした。親や先生、友達の顔色を気にしていつも作り笑いで愛想を振りまいている、そんな子供でした。反抗期もありませんでした。反抗したら生きていく場所がなくなるそんな環境で育ったからかもしれません。

怖いんです。人と関わり自分の内側を見せるのが。だからいつも一線を引き、自分を守ってきました。

Realizeに入り、この思いや自分の過去を数人に話しました。その行動が、正解だったのか今でも分かりません。時々、話さない方が気楽な関係を続けることができたんじゃないかと思ってしまうこともあります。
ですが、気づけたこともあります。自分の心を開いて思いや考えを共有することで、その人との距離が以前よりグッと縮まり、自分のことを話しても大丈夫なんだ。というちょっとした自信に変わりました。それと同時に現在の自分、過去の自分とも向き合うことができました。


アドラーの教えが書かれている『嫌われる勇気』では「全ての悩みは、対人関係の悩みである」と記されています。

人と深く関わることで、自分が深く傷つくかもしれません。ですが、そのリスクを冒して得た人脈は人生の支えとなることでしょう。深く傷つくこともまた、人として必要な成長のきっかけとなるのかもしれません。

学生生活最後の年、深い人間関係を築くことにまだまだ恐れはありますが、勇気を出して人脈作りをしていきたいと思います。そしてこの2つのマップが、今より良いものになるように意識を高め、生活していきます。

皆さんもぜひこの2つのマップを作成してみてください。1年後、全く違うマップが作成できるように一緒に頑張りましょう!


林 陽人
2021.04.21

為になる記事ありがとう!!
今度直接やり方教えて!!

Ashley
2021.04.21

コメントありがとう!ぜひぜひ〜!

大久保裕貴
2021.04.21

Ashleyさん
素晴らしいシェアありがとうございます!
この2つにMAP。僕も社会人になる前にセミナーでやりましたが、全く書けませんでした((笑))
たしか、その時の彼女と自分の友人くらいかな。
難しいと感じました。

でもとっても大事です。まずは書き出すことから。

人脈は本当に積み重ねだと思います。それに早い段階で気づけると、人生大きく変わる気がします!ナイスチャレンジです!

Ashley
2021.04.21

ありがとうございます!地道ですが、人脈作りの努力頑張っていきたいと思います。