今日から76年前、1945年8月6日午前8時15分広島に原子爆弾が投下された。
75周年だった昨年の今日と今年迎えるこの日とでは、気持ちが全く違う。
それはなぜか。
この1年間で原爆投下についてたくさん学んできたからである。
しかし1年前の私にとって、原爆投下は身近ではなかった。単なる歴史の1ページに過ぎなかった。
というのも修学旅行で訪れなかったことや、平和学習自体を受けずにここまできたからだ。
世界遺産の勉強をしていたことや、ベトナム現地でベトナム戦争の跡を訪れたことがきっかけに、私の中のどこかに「広島と長崎」について学んでみたい気持ちが芽生えていた。
そんな去年の夏過ぎ、大学の授業に「ヒロシマとナガサキ」について学ぶ授業が開講された。
1年経ってこの授業を取ることができて本当によかったと心から感じている。
この授業ではとても熱い想いを持った講師の方が授業を担当している。授業初日に涙を流しながら生徒に想いを伝える姿は今でも鮮明に覚えている。
授業では原爆の資料を読むだけでなく、修学旅行でどういうルートで学生に周ってほしいかを自ら考えたり、原爆投下前と原爆投下後の違いを自ら探したりと主体的学ぶことができた。また被爆者の方や被爆者の経験を伝える伝承者の方のお話をZoomを使い聞くこともできた。そこでは事前に自分たちで考えた質問を尋ねることができた。
そんな1年間を過ごした学びは非常に大きかった。
3日後、長崎に原子爆弾が投下されてから76年のその日に授業での学びをPandoに書き残す。
今朝、広島の原爆の日だと思いながら通勤してました。
私は長崎産まれで、祖父の家は平和公園から近くよく一緒に行きました。
また、祖父の家の近くには原爆の爆風で鳥居の半分が吹き飛ばされ片足でたっている「片足鳥居」があり、ここから階段の下を眺めるのが好きでした。
平和学習を受けた事がないんですね。
夏休みに平和登校というものがあり、原爆の日に学校へ登校し、資料を見たり、話を聞いたりすることが普通だと思っていました。(地域や年代によって違うのかもしれません)
世界中でたくさんの戦争や虐殺などが行われてきました。
平和な国で生活できている事への感謝と世界平和をお祈りいたします。
松永さん、読んでいただきありがとうございます。
長崎出身だったんですね!!片足鳥居の写真は授業で見ることがあったので長崎に行ったら訪れたいと思います。
平和学習を受けていない世代もあるのかぁ!と驚きました。林くんのように主体的に学ぼうとする姿勢が本当に大事だと感じます。私は小学生の時に聴いた『ヒロシマの有る国で』という唄の歌詞が衝撃的過ぎて今でも覚えています。歴史を「忘れないこと」って大事ですね!
手島さん、読んでいただきありがとうございます。
私の世代で多いのは中学で京都・奈良、高校で沖縄が定番になっている気がします。今後どのようにこの歴史を忘れさせないようにするかが重要ですよね。
林さん、素晴らしい記事ありがとうございます。
日本には今戦争はないけれど、世界で見ればまだまだ争いは絶えないのが現実。少しでも世界から悲しみが減る時代を創っていくためにも、まずは自分自身の幸せとほんのちょっとでも他者の幸せを願う気持ちが大事なのかもですね。
大久保さん、読んでいただきありがとうございます。
この授業ではたくさん考えさせられることがありました。その学びを次回書きます!!