オンライン授業について思うこと

はじめまして。理ロシ1年の藤井です。
この記事ではオンライン授業について書こうと思います。

現在、コロナ禍で多くの大学生がキャンパスに通えず、オンライン講義を受けています。東大もその例外ではありません。しかし、秋学期から一部の授業で対面授業が始まる事もあり、希望の光が見えてきています。しかし、後期もオンライン授業という大学も存在していることはまぎれもない現実です。筆者自身、4月末から7月末までオンライン授業を体験してきました。その経験に基づき、オンライン授業の良いところ・改善してほしいところを書いていきます。

オンライン授業の良いところ:
・通学しなくても良い
当たり前の話ですが、オンライン授業はパソコンと安定したインターネット環境があれば、何処ででも受けることが可能です。寝過ごしてしまうことを除けば、遅刻の危険性もほぼほぼないと言えます。

・質問がしやすい。
本学では、Zoomを用いたラジオ型のオンライン授業をメインで行っていました。Zoomには、標準の機能としてプライベートチャット機能があり、個人的に教員に質問ができます。実際に面と向かって質問することに抵抗を感じる人も質問しやすいかと思われます。

オンライン授業の良くない・改善してほしいところ:
・インターネット環境に依存する
上でも書いた通り、安定したインターネット環境がなければ、(特にリアルタイムの講義を行う場合には)受けられる授業の質が下がってしまいます。筆者は最近ルーターを買い換えたのですが、初期設定の状態だとGoogleには繋がっても、肝心の検索結果のサイトに表示されないなどのトラブルが起こり、解決までに時間を要しました。

・目が疲れる
一日中PCに向かっているわけですから、当然目が疲れます。授業時間だけでなく、課題を提出する際にもPCを用いる事も多いため、授業中に休憩を取る・課題の量を調節するなどの改善が必要であると考えられます。生徒側としてできる対策としては、デバイスから出るブルーライトを軽減するように画面の設定を変更したり、専用のメガネを使用することなどが挙げられます。

・学習効率/メンタルの問題
確かに、教師にとって、オンライン授業で「教える」ことの効率は高まりました。しかし、自分たちがそれを学習する、つまり自分のものにできるかどうかは別の問題だと思われます。リアルな他人との関わりがないことは、「自分は本当に理解できているのだろうか」「周りから遅れているのではないか」といった不安を引き起こさせます。本学ではオンライン上での相談室もありますが、やはり実際に人と会うといった体験は何者にも代え難いものであると個人的には考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。オンライン授業には課題もありますが、大学が多くの人が集まる場であることを鑑みるに、やむを得ないものなのかもしれないと思います。しかし、私としてはオンライン授業は対面授業ができるようになるための臨時手段として考えているので、なるべく早く対面授業が再開する日を待ち望むばかりです。