栃木名所案内 ~日光田母沢御用邸~

  みなさんこんにちは!  彫刻パートのこりんです。

  今日も今日とて、我が故郷栃木県の名所を紹介しようと思います。

 今回ご紹介するのは、日光田母沢御用邸記念公園。世界遺産「日光の社寺」の近くにあるので、日光東照宮などへお越しの際は、是非併せて足を運んでいただきたい場所です。因みに、上の画像は、御用邸の外観です。

  田母沢御用邸は、明治32年(1899)に、当時皇太子だった大正天皇の静養地として造営されました。以降、昭和22年(1947)に廃止されるまでの間、大正天皇をはじめ、三代にわたる天皇・皇太子によって利用された、天皇家ゆかりの場所です。

  ここはおそらく、建築、絵画、彫刻、庭園と全てのパートが楽しめる場所です。それくらい見どころが多い!!  ここでそれら全てを挙げていくのは、とてもじゃありませんが不可能なので、御用邸の中の主だったお部屋を簡単にご紹介していきます!

 まずはじめに「謁見所」です。 天皇陛下は、ここで来客と面会します。書院造りといった日本文化と、シャンデリアや絨毯といった西洋文化が融合した、なんとも格式高さと優雅さを感じさせるお部屋ですね。

  次は「御玉突所」。その名前と写真から分かるように、ビリヤードをするお部屋です。ビリヤード台やら照明やら、この部屋にある全ての物に「おしゃれ~」と言いたくなるくらい、印象に残ったお部屋ですね(笑)

  最後に「御学問所」。ここは天皇陛下の書斎として使われていました。壁に描かれた梅の絵から、梅の間とも呼ばれていたそうです。

  ほんとに軽ーく、御用邸の中をご紹介しました。この他にも勿論たくさんのお部屋がありますし、お部屋の中の装飾、絵画など、まだまだ見どころがいっぱいあります。是非、ご自分の目で見てみてください!!

  因みに、私も好きで読んでいる『昭和天皇物語』という漫画で、大正天皇がここ田母沢御用邸で生活されている様子が描かれています。行ってみたいけどなかなか行けない、使われていた当時の様子を知りたい、という方は、是非読んでみてくださいね!

 以上、こりんがお送りしました!

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