第一回目 合同勉強会


こんにちは!

Share Healthの活動理念でもある、「市民と医療職、両方の視点から問題を捉え私たち学生だからこそできる方法で解決するよう努める」という理念をもとに私たちは「合同勉強会」という会を、シェアヘルスのメンバーだけでなく聖路加国際大学の学年全体(2年、3年)で開いています。

第一回目の合同勉強会は、

Q1. 新型コロナウイルスによって発生している差別についてどう思うか?

:それはどういった差別なのか

:起きている差別についてどう思うか

Q2.わたしたちのするべきことは何か?

という、誰しも一度は見たことや聞いたことあるであろう話題について考えてみました。


まずは、「Q1.新型コロナウイルスによって発生する差別」というテーマについて、私たち学生から出た結果をお話しします。

<どのような差別なのか>

医療従事者への差別

→医療従事者の感謝の言葉を述べる一方、少しでも感染のリスクを減らそうと家族やその周りの人達を感染の医療従事者のような、リスクが高い人達から遠ざける人々は少なくありません。そのような行為が、結果的に医療人差別につながってしまうケースが多数ありました。

一般の人々に対する差別

→こちらはさまざまなケースがありました。新型コロナウイルスが中国で発生したと言われているため、アジア人が差別されているという人種差別、また身近なものではスーパーの店員や宅配便、家で働くことのできない人たちに対する差別。みんながこの新型コロナウイルスの話題にセンシティブになっているからこそ起こる差別でした。

<起きてる差別についてどう思うか>

・新型コロナウイルスを気にしすぎなのでは

・「誰にでも感染する可能性がある」ことを理解していない人が多いのではないか。

・感謝の気持ちを持てば、差別は収まるのではないのか

・「家に帰れない」「家族に言えない」人もいるのは悲しい

・医療者は健康を守る存在、保育士は子供を守る存在と同じように「守る」立場なのに差別が起きていて悲しい。

など差別に対して否定的な意見が多くみられました。

そこで私たちは

「Q2.私たちがすべきことはなにか?」と医療者と市民の間の視点で考えてみました。

・正しい知識を身につける

・1つの情報で左右されるのではなく、様々な情報と比べる

・S N Sでの誹謗中傷をやめる(誹謗中傷をしても何も始まらないし、責任を押し付けない)

・看護学生が正しい情報を発信する(WHOなどの公的機関の情報を発信する)

・Stay homeを継続して行うこと

・Stay homeでストレスを溜めないために身近な人や友人と電話をしたりしてコミュニケーションをとり、間接的にではあるが温もりを大切にする

・自分たちが看護師になってコロナウイルスが世界的に発生しているという同じような状況になったらどうするかを考える

・コロナウイルスの中私たちのために働いている人に対して感謝の気持ちを持つ

という情報の収集の仕方や、自分自身ができること、相手の立場になって考えるべきだという意見が沢山出ました。


長くなってしまいましたが、Share Health のウェブサイトにも沢山の意見が載っているので是非ご覧ください😊

最後までご覧頂きありがとうございました。

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