元々、普通科の高校に通っていた、遠藤佑亮です。
何も考えずに高校に入学したため、自分の高校生活の理想とのギャップがあり、
高一の時、学校教育に嫌気がさして学校に行かずに
スタバで経済や経営の勉強をしていました。
高一の時の僕は遅刻や早退を繰り返しており、
最終的に不登校になるのですが、早退をする時感じていたことがあります。
校門の外に出てみると後ろには
学校のチャイムが聞こえてきて、
歩みを進めていくとどんどん学校の日常が遠ざかっていく。
そんな時に僕は「自分は一人だな」なんてことを思う。
僕がいなくても何も変わらない学校は寂しさを感じる。
けれど同時に「世界は広いなぁや社会は広いなぁ」と思うのです。
いつもとは違う電車の乗客。サラリーマンに主婦に大学生。お爺ちゃん。
みんな今日、どう過ごして、今、僕と同じ昼間の電車に乗っているんだろう。
と毎日、妄想を繰り広げていました。
当時の僕の成功像というのは、会ったこともないのに。お金持ち・豪邸・美女のような要素を持つ人ばかりで、
今考えると、世界が狭かったなと思います。
この時は、自分の軸がなかったため、すぐにブレるし人の意見に引っ張られたり、
”不登校や退学に否定派の人”からの意見に答えることができず、
一方的に否定ばかりされ、
不安障害という病気になったりしました。
人前で話すことができなくなって、全部ネガティブに捉えるようになり一番酷い時には
マクドの注文の時に心臓が活発に動いて声が出なかったり。笑
そんな中、唯一中学時代の友達だけが応援をしてくれて、僕の意見を聞いてくれて、
繋がりの大切さを知り、後に、利他的な職に進みたいと思うようになります。
それから色々とあり、学校を辞め、起業家育成高等学院に入学します。
起業家育成高等学院は学校がweworkというオフィスにあるので、周りが経営者や大学生という環境で過ごさせてもらっています。
授業内容もティーチングではなくコーチングで今までの常識が良い意味で覆されました。
そんな中で、この1年間はいろんな大人の方と話をさせていただき、
社会は誰かの意思によって創られていってるということを実感しました。
思いが強ければ強いほど、その人が想像した社会に近づいていく。
前置きが長くなりましたが、僕の理想像は山で生活しているデザイナー兼猟師です
20代で仙人みたいな暮らしをしようと考えています。
ビジョンは「日本の和を引き立てる」
僕にとって、和のイメージは「弱くて良いモノ」を大切にする文化。
”ありのまま”や矛盾を解いていきたい。
戦後大きく失ったモノの一つに
”日本人の価値観”があると思う。
失ったことを課題先進国と呼ばれる事実が証明している。
若者の自殺や空き家の増加。
そもそもマイホームというのは戦後できた文化であり、
戦後できた新しい日本のシステムは多く、色濃く日本社会に残っている。
もちろん経済成長ができたのは戦後の努力のおかげであるが
今では
solutionであったモノたちが
逆にproblemを生み出してしまっている。
これまでと同様に拡大や成長だけを目指すのは終わりに近づいているのではないだろうか。?
だからこそ
昔の価値観を取り戻し培ってきた技術や知識と組み合わせるべきだ
と考えている。
僕は
大きく「繋がりと自然を増やす仕事」をしたいと考えており
デザインでは
コミュニティデザインという職業で「人と人との繋がり」を増やしていったり、
物質的なデザインで「気づきや問い」を与えていきたい。
また猟師は
命と向き合う仕事であり、身近に死を感じることができる。
“厄介モノ”から、“地域資源”へ
「弱くて良いモノ」を大切にしたい
以上。