2月7日

①印象に残った内容

今回の研修ではケイパビリティとヤマト運輸の前社長の話を、事例を用いながらそれらが一体何なのかということを学びました。その中でも印象に残ったのはケイパビリティのサーキット・シティの事例と、ヤマト運輸前社長小倉氏の著書『「なんでだろう」から仕事は始まる!』から一部抜粋された内容である、「最後にものをいうのは人柄」という2点です。サーキット・シティという企業に関しては、アメリカ留学していた私も全く聞いたことのない企業名だったのですが、事例を読んで納得しました。もうすでに存在しない企業でした。ケイパビリティが確立された上に企業努力を怠らないイケアと対比するような、確立されたものが一瞬で崩れる様子が描かれたサーキット・シティの事例はとても印象に残りました。ケイパビリティを大切にせず、目の前の問題だけを短期的に解決しようとした結果が倒産とは、コアとなる部分がブレてはいけないのだなと考えさせられる内容でした。そしてヤマト運輸の前社長のフレーズ「最後にものをいうのは人柄」ということについては、思わず「確かに」と頷いてしまいました。同じ能力を持った人間が2人いるならば、性格の良い、人柄の良い人間により良い評価を与えたくなるのは人間の心理的に理解できるからです。人の評価を人がするならば、個人的感情が加わるのは当たり前、仕方ないとも言えます。この社会に生きる中で、誰が評価しても「やっぱりこの人だな」「この人がいいな」と言ってもらえるように、そして仕事ができてかつ、人柄も含めて評価してもらえるような人材になりたいと思いました。


②ケイパビリティとは何か。理解したことをまとめる。

ケイパビリティとはその組織が持つ特有の形態、能力だと理解しています。例にあったサーキット・シティとイケアのケイパビリティはそれぞれ確立されていましたが、サーキット・シティのケイパビリティは「ミドルクラスの消費者に手厚いサポートやアドバイスをすること」で、イケアは「コスト削減の機会は探すが、商品のクオリティや顧客からの意見を大切にすること」がケイパビリティと言えます。つまり、その組織が得意とし、他者に差をつけることのできる部分のことだと私は考えます。

K
2021.02.16

菊地さん

昨日の研修トレーニング®もお疲れ様でした!
ケイパビリティは、企業成長の原動力となる組織的な強みを指します。
翔栄グループも、他社との差別化を図り、持続的に競争に勝つためにも、ケイパビリティを高める必要があります。
昨日は訪問営業のロープレも実施しましたが、「短時間で翔栄グループ全体として持っている能力」や「翔栄グループが得意とする組織的な能力」を、相手に伝えられると良いでしょう。
もちろん、菊地さん自身の能力を高めていくことも重要です。
引き続きよろしくお願いします。

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